ゆっくり食べるための工夫⑤同席者の食べるスピードを観察し、自分のペースを設定する
こんにちは、葉月ようかです。
ゆっくり食べるための工夫の⑤:「同席者の食べるスピードを観察し、自分のペースを設定する」について書いていきます。
皆さんは一人で食事する回数と誰かと一緒に食事をする回数、どちらが多いでしょうか?
私は一人暮らしなので、一人で食べる事が多いです。
一人で食べる食事は寂しいですし、やはりペースが早くなりがちです。
以前勤務していた旅行会社時代は、いつも頭の中がやらなければならないTASKで一杯になっていて、ランチの時間も食事を楽しむ時間ではなく、ただ単に空腹を満たすための時間でした。イメージ画像のように、デスクでパソコンを見ながらパンをかじることもありました(笑)。
しかし、よくよく考えてみると、毎日休まずに働いてくれている自分の内臓さん達を酷使し、自分自身を大切にしていない行為だったなと思います。
食べていたものも、糖質過多なものばかりで、タンパク質やビタミン類が全く足りていない食事で済ませることが多く、今考えると自分の体よりも仕事を優先する必要があったのかなと疑問に思ったりもします。
何を食べるかも大切ですが、どう食べるかも大切なポイントですね。
会食の時は、会話を楽しみながら食事をするので、一人で食事をする時よりも少しゆっくり時間をかけて食べる事ができますね。
相手の食事の早さや遅さに注目して、ただ観察をしてみてください。
そして、相手ののペースを利用して、自分のペースを設定していきます。
意図的にゆっくりと食べるか、相手の食事のペースに合わせて食べるか、試しながら自分のペースを設定していきます。
相手の話をじっくり聞きながら食事をすることも、傾聴の練習になります。
また、自分が話す時は、もちろん食べながら話せませんので、ひと口とひと口の間に隙間時間を作る事ができます。
一緒に食事をする相手がいたほうが、ゆっくり食べる事ができそうですね。
先日、マインドフルイーティングのプライベートレッスンをさせていただいた受講生から、こんな素敵なコメントをいただきました。
「レーズンとおしゃべりしているような感覚だった」
「レーズンのエキスがジワーと体に染み込んでいくのを感じられた」
「食べ物に対する敵対心がなくなり、ありがたいなーと思えた」
「食べ物と和解できそう!」
このフィードバックをいただいて、おそらくこの受講生は無意識におやつをどんどん食べてしまって、食べた後にいつも後悔されていたのではないかなと思いました。
こういう経験、誰にでもありますよね。私にもあります(笑)
自分の食行動を後悔し、食べ物を悪者にしてしまう....
そうではなく、食べ物との悪戦苦闘を手放し、まずは、食べ方を変える事が大切で、そのためにはゆっくり五感を使って時間をかけて食べてみる、そうすると、この受講生のように、食べ物の見方が変わるかも知れません。
それでは今日はここまで。
最後まで読んでくださって、有難うございました。
葉月ようか
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?