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前世療法をうけたおはなし①


ヒプノセラピーと前世療法

前世療法

前世療法をご存知でしょうか?

私がはじめて知ったのは、ブライアン・L・ワイス博士のこの本によってです。
山川紘矢・亜希子ご夫妻の訳される本が好きで、集中して読んできた時期がありましたので、たぶん20年ぐらい前のことだと思います。

でも、当時自分が受けてみたいという発想はなく、そんなこともあり得るだろうなぁと思いつつ、おはなしの中でだけ愉しんで読むという位置づけでした。

この本の中では、前世療法=ヒプノセラピーであって、私もおなじものという認識なのですが、この記事を書くにあたって少し調べてみたところ、主に催眠療法や、退行催眠との関りにおいて、協会によっても若干大切にされているところが違うようなので、私がうけた療法家さんはヒプノセラピーと表記されているので、以後ヒプノセラピーと呼びます。

私がうけたのは、神戸の鍼灸師さんでもあり、ヒプノセラピストでもある起美代さんのサロン、『はりきゅうこころ間』さんです。

noteのクリエイターさんでもあります

鍼灸×ヒプノセラピー

鍼灸師でいらっしゃる起美代さんなので、鍼灸院として開業し、そののちにヒプノセラピーを学び、新たにヒプノセラピーのコースを始められています。

神戸で開業される前は、東京でキャリアを積まれていて、鍼灸師としてはベテランですが、わたしは今回は鍼灸のコースは受けませんでした。

きっと、あの空間で鍼灸とヒプノセラピー両方を受けるということは、いつもわたしがバカの一つ覚えのように唱えている『身心一如』のおてほんのような、こころとからだを繋ぐ、最高の療法となるだろうと思います。

でも今回は、起美代さんのヒプノセラピーに焦点をあてて、極私的な体験を綴りたいと思います。

ヒプノセラピーとの出会いかた

わたしは、ヒプノセラピーを受けたいと思ってネット検索をしたことはありません。

心理療法のひとつとして、興味深い方法だと思っていましたし、催眠、ユング、グノーシス、夢分析…というような西洋的なワードと、輪廻転生や過去生や来世といった仏教的なワードの交差点のような、とてもスピリチュアルな療法だと思っていました。

でも一方で、心理療法としてはスピリチュアルな分量が多い・・というか、たとえば、エビデンスや効果を測定するような保険診療にはあまり向いていなくて、療法家の力量や個性にとても左右されるセラピーであろうという感じ、先入観をもっていました。

なぜ今回、受けることにしたかという理由はいくつかありますが、一番は起美代さんに会ってみたかったということです。

わたしが『ならまち月燈』を開業したころ、わたしも鍼灸院の広告宣伝のためにSNS発信をしなければならないなぁ・・と思っていて、そのお手本になるような発信をされていたのが、起美代さんでした。

ちょうど東京から関西に移ってこられて、フリーで出張鍼灸をされていたタイミングだったのですが、鍼灸のこと、日常のこと、出会った患者さんのこと、自己開示のしかた、すべての発信がとても親しみ深く魅力的でした。

その頃に何度か予約問い合わせをしてみたいと思っていましたが、なんとなく機会を見失ったまま、5年ぐらいの時は流れています。

神戸で開業されたことは、インスタで知っていましたし、その場所が私が高校時代にお世話になったスクールカウンセラーの先生のカウンセリングルームがあった摂津本山であることも、なんとなくご縁を感じて、一度お伺いしてみたいと思っていました。

でも私自身がじぶんのケアをしたいときに、鍼灸はあまり選択肢にのぼらず、指圧やマッサージ、整体といった手技療法によるケアを求めていたこともあって、予約しようという気持ちにもうひとつ乗り切れていませんでした。

でも相変わらず、とても魅力的な発信をたゆまずなさっていたので、そのご活動にはいつも興味深く注目していました。

そもそもサロンのお名前が『こころ間』さんですから、からだをみるということはこころをみるということだという理念をお持ちであることは、投稿される内容からもよく伝わってきていて、勝手に同志のような気持ちをもっておりましたが、コメントなどでアプローチをしたこともありませんでした。

でも去年ぐらいから、ヒプノセラピーを学び始められことをブログにつづられ、その過程をしるうちに、受けてみたいという気持ちがどんどん大きくなっていました。

起美代さんというお人柄に惹かれるのが先でしたから、これがたとえばアロマテラピーでもカードリーデイングでも、ヒーリングやセラピーといわれるような領域にあるものなら、きっと私は申し込んでいたと思います。

身体療法の専門家が、心理療法を提供する・・ということに自分自身が課題を感じていた時期だから…ということもあります。

わたし自身、ウェルビーイングコーチングを今年の初めから学んでいて、こころとからだ両方にわたるセラピーということを考え続けていたということも大きいです。

頭の中で、こころとからだを同時にみるということはどういうことなんだろう・・と、考えていたら、鍼灸院でヒプノセラピーという心理療法を提供するという素晴らしい先例に出会ってしまった。

ここまでは頭での理解です。

でも受けてみて、改めておもいます。

わたしの魂が前世という物語を必要としていた


物語への入口

そう、私の顕在意識もいろいろと上手に理由づけをするのですが、潜在意識ははるか前からこの時がくるのを知っていた・・という氣がします。

そのための場として、起美代さんでなければならなかったし、神戸でないとダメだったし、2024/09/16じゃないといけなかったんです。

そしてそれはやはり、アロマテラピーでもカードリーディングでもなく、ヒプノセラピーだからこそ起こったことだったから、ヒプノセラピーでないとダメだったんだと思います。

すべてが惑星直列のように、そのタイミングだったからこそ、わたしはわたしの物語に触れること、思い出すことができました。

本当に有難く思います。

さらっとヒプノセラピーを体験してきました・・という感想を書こうと思っていただけなのに、入口に立つまでに、既に充分長くなってしまいました。

前世療法とはなんぞや?とカジュアルに知りたいと思って読んでくださった方には大変申し訳ないのですが、次回に極私的な体験を綴りたいと思います…が、誰かのお役に立つことよりも、ひたすら自分の備忘録としての文章になる予感がすることを、さきに謝っておきたいと思います。

でも症例として面白いかどうかはともかく、わたし自身、ヒプノセラピーを受けたことで、じぶんという層の古層に触れることができ、古層が活性化したことで、今ここの現実が変わろうとしている・・そんな体験のリアルレポートになればいいなぁと願いながら、次回につなぎます。



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 ならまち月燈/こころとからだをつなぐあかり
最後まで読んでくださって有難うございます。読んでくださる方がいらっしゃる方がいることが大変励みになります。また時々読みに来ていただけて、なにかのお役に立てることを見つけて頂けたら、これ以上の喜びはありません。