【2 Months Actionsレポ 2-2】そのデザインに、意味はあるんか
バートリーのさいとうです。
2MAsシリーズ#2、第2回です。
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#2でのアクション一覧はこちら
レポートはマガジンにもまとめています。
#1のマガジンはこちら
本業の方が少し忙しく、あまり密度が高くありませんが
こういう時こそ、「まずは出す」ですね。
今週のアクション
今週は
4. 「どんな人に、なぜ、いつ、どこで、なにを」を明確にしてから提案・作業などに取り組む
でした。
どういうこと?
「なるほどデザイン」(筒井美希さん 著)から、アクションを持ち出しました。
この本のことは知っている方も多いと思いますが
改めて、こちらの本が、美術の成績3、生けるピカソと呼ばれた自分にも、大変理解しやすく、デザインの基礎から応用まで学べる素晴らしい本であることを宣伝させてください。
今回は、その中でも最も根本、ベースとなる考え方を取り上げてみました。
今回のアクションを言い換えれば、「ペルソナを作る」ということです。
でも、自分にとって新鮮、というか「ああ確かに!」となったのは、デザインにもペルソナが存在し、そのデザインを作り分けるということです。
周りを見渡すと、この考え方が至る所で使われていることがわかります。
例えば、ラクラクスマホ。
これは、小さい字が読みにくい高齢者の方でも使えるようにデザインされたスマホです。
だからペルソナは「字が小さくてスマホの字が見にくいと感じている高齢者、及び目の悪い人」みたいな感じになるはずです。
こういう風に、「どんな人に、なぜ、いつ、どこで、なにを」を明確にしてから提案・作業などにとりくむことはデザインにも必要な考え方だと腑に落ちたんです。
やってみて
正直難しいです。
自分は、エンジニアリングという仕事をしています。
こういうやつですね
class Person
def hello(lang)
puts lang
end
end
person = Person.new
person.hello("こんにちは")
=>こんにちは
同時に、デザイナーさんが作ってくれたデザインを元に、コーディングをする役割もあります。
デザイナーさんが意図を持って作成してくれたデザインを再現することはボトムラインですが、実際の挙動についてはエンジニアの力が試されます。
実際の挙動というのは、例えば、noteのスキを押したら赤く光り、指定したコメントを表示されるようになっている、みたいなことです。
デザインの時点では、このような挙動まで書かれていないことがあるので
その挙動の「どんな人に、なぜ、いつ、どこで、なにを」を明確にして、表現することは我々エンジニアの仕事と言えそうです。
でもこれがやってみると意外と難しい。カタカタやっていると、つい
「なんんでこの機能作っているんだっけ」
と、忘れてしまう。
だから、次に書く「ゴールを決める」ところで、これらの項目を明確にしておくことは、ほんっとうに大切だと思います。
反省
ゴールを設定する時に、先述の項目を明確にし、設計に落としこむ。
これをやっておかないと、大変なことになります。
考えられる弊害としては
途中で「ここって、これでいいんでしたっけ」とか聞くのは生産性も下がるし
何回もやり直しをしたりとか
結局時間をかけたのにいいものが作れないとか
ほんっとうにストレスが溜まることがたくさん出てきます。
だから、計画・設計みたいなことは、結構蔑ろにされがちなんですけど、個人的な見解では、これができないと多分何やってもうまくいかないんだろうなぁ
って思っちゃうくらい、大切なことだと思います。
先週の検索式読書術に引き続き
「どんな人に、なぜ、いつ、どこで、なにをを明確にしてから作業に取り組む」
も永久保存版として、僕のアクションリストに入りました。
僕も皆さんも、「万全な準備」をすることに全力をかけましょう。
準備は嘘をつかないと思います。
それでは。