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安定したいし挑戦もしたい、よくばりフリーランスの憂鬱


4ヶ月前に書いた記事。2社との仕事が終了して、2週間でなんとか新たな仕事と出会えたときの記録。

「いまある仕事がずっと続く保証はない」ということを、フリーランスとして改めて実感したできごとだった。

とはいえそんな状況も乗りこえられた自分が少し誇らしかったし、どうにかやっていけそう!と思っていたんだよね。このときまでは。



実際にふたつの新しい仕事がはじまったのは、去年の10月から。どちらもオンライン事務のお仕事なんだけど、ひとつは会計とか経理寄りな感じ。

フリーランス1年目のうちに、仕事の幅を広げてみたくて挑戦したんだよね。未経験からはじめるこわさはあったし、正直ダメ元で応募しまくっていたんだけど、なんとか縁がつながって嬉しかった。

最初のころは、新しいことを覚えるのが楽しくて。「せっかく採用してもらったからにはがんばらねば!」って思っていたし、毎日がむしゃらだった。


だけど日が経つにつれて、想定よりも業務量が増えていって、任せてもらえる範囲が急激に広がっていって。自分に余裕があれば「信じてもらえてラッキー!成長のチャンス!」って思えるのかもだけど、当時のわたしにはできなかった。

そもそも、新しいことを同時にはじめるべきではなかったかも⋯。これは反省点。最初はハイになっているからがんばれるんだけど、新しいことってエネルギーの消費が激しいから、最初のテンションでは続かないんだよね。

ひとつはじめて、軌道に乗ったらもうひとつ、くらいのペースがよさそう。


とはいえ引き受けた仕事はやり切るしかないわけで。ここ3〜4ヶ月は、感想が「疲れた⋯」しかでてこないくらい、ずっと余裕がありませんでした。

今月に入ってやっと山を越えて落ちついたので、このタイミングでまた仕事を整理することに。

仕事がないのもこわいけど、ありすぎて手が回らないのもこわい。クオリティが下がってクライアントさんに迷惑をかけたら意味ないし、なんならその前に自分が働けなくなったらどうにもならないよね。



今回の一件で、「安定と挑戦のバランス」はわたしにとって大きなテーマになりそうだなあと感じました。

やっぱりね、挑戦はし続けていきたいと思っていて。やったことのないことに勢いで手を出してみるとか、結果はわからないけど飛び込んでみるとか。ずっと大事にしてきたことだし、これからもそうでありたい。

だけど後先を考えなさすぎると、未来の自分を困らせてしまうから。


イメージ的にはこんな感じ。これを短期間でどんどんくり返していく。

ひとつの挑戦に集中する

なんらかの結果にたどり着く
・慣れる
・安定する
・成果が出る
・あきらめる

次の挑戦に行く

意識高く努力し続けたい!とは思っていなくて、あくまでも自分のペースを乱したくないっていうのが強いかな。

自分のキャパを越えてまで働きたくはないけど、複業フリーランス独身ひとり暮らしは謳歌したい。安定もしたいし挑戦もしたい。よくばりに生きたいな。

またね。



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ゆうあん
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