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【転職したい】自分に自信がつく自己PR文の作り方


この記事は、こんな方にオススメです!

・しっかり自分と向き合い、自信をつけて納得度の高い転職活動にしたい方
・転職後も自分の強みを活かして仕事も日常生活も充実させたい方
・これまでずっとモヤモヤし続けている方
・できればこれを最後の転職活動にしたい方


転職活動をする上で、何よりも先にやること


転職活動を進めるにあたって、必ず一番初めにやって頂きたいことが、
自己PR文を作ることです。

「えっ!?一番最初に自己PR文作るの!?職務経歴書とか書類書く時なんじゃないの!?」

って思いますよね。
その理由と作り方を以下でふんだんに解説していきます。


なぜ先に自己PR文を作るのか?


結論:今後の自分に自信を持たせ(自己基盤を整え)、転職活動を円滑に進める為です。


最初に自己PR文を作ることがどれほど大事なのか?


自己PR文で何を書けばいいのかわからない。面接で自分のことをどう話したらいいのかわからない。みんな一番ここが苦労するポイントなのではないかと思います。


・これまでの成功体験を教えてください
・やり遂げた経験は何ですか?
・あなたの一番の強みは何ですか?


この質問に、すんなり答えることできますか?


答えることができない人は、とりあえず起業したけど何を売ればいいのかわからない状態と同じなんですよ。
売るものが無いわけじゃないです。


商品化できていないだけです。


転職活動は自分という商品を売り込む営業活動なので、自分の売りポイントを自己PR文という形でしっかり作りこんでおく必要があります。


自己PR文を作る上で、「今の自分が何を求めているのか」「どんなことに充実感や達成感を得る人間なのか」「どんな価値観を大切にしたいのか」などを言語化するためにはしっかり自分自身と向き合うことになりますが、ここは時間をかけていきましょう。

そうすれば、変化に対する不安やプレッシャーがあったとしてもそれを乗り越え、主体的に選択をできるようになっていきます。


自己基盤を整えない=自己PR文を作らないまま活動を始めてしまった末路


自己否定が加速する


これは私の経験談なのですが、転職エージェントの面談の際、担当の方に言われました。

「40社応募してその中で内定が出るのは1社~2社です。」


内定を獲得するにはまぁまぁな数を応募しないといけません。
(実際私が内定をもらった時に応募社数を数えたらホントに40社でした。)

39社断られ続けたってことです。


不採用通知って、落ち込みますよね。。。


自分には価値がないのかもと思わせるような破壊力があります。


未来の自分の為に奮起して時間を作って書類準備して、新しくスーツも新調して何度も面接に挑んでエージェントに報告して。

こんっっっだけ頑張ってんのに、何なんだよ?

結局わたしには価値が無いんだ。

このダークモードに入った自分を再起させるにはなかなか難しいです。

これ、逆に事前にしっかり自己分析して自分の強みを言語化できた状態で臨めたらどうでしょう?


もし不採用だったとしても、

この企業とは私の強みと求められているものがマッチングしなかったんだな

って思える。

いや、全く落ち込まないわけは無いと思いますよ?
すごく時間をかけて挑んでいるんですから。

ただ、企業側もめちゃくちゃ高いコンサルフィーを転職エージェントなどに払うことになるし、慎重にいかないとお互いにとって良くないです。

それはあなたが否定された訳ではなくて、タイミングだったりでその時に求められているものが違っていたり様々です。

だからこそ今、私にできることはやった!と自信を持って面接でも表現できるように、

しっかりと自己基盤を固めながら自己PR文を作っていきましょう!!



自己PR文の作り方


自己PR文完成例


まずは、自己PR文の完成例を見せたほうがイメージが湧きやすいと思うから以下に記載しておきますね。

強み
私は新しい知識やスキルを迅速に学び、職場で役立つ形で共有する力があります。これまでの経験を通じ、学びと共有を通じて業務改善に貢献してきました。

仕事での実績
新システム導入時には、現場での活用方法をわかりやすく共有し、同僚から喜ばれました。理解しやすい説明によりスムーズな導入をサポートできたと自負しています。

今後目指す姿
今後も積極的に学びを深め、新しい知識を業務改善やチーム力向上に活かしていきたいと考えています。この姿勢が、組織に柔軟性と成長をもたらすと信じています。


こんな感じの文を目指して自己PR文を完成させていきます。

この3つの要素があることによって、自分にも相手にも納得感のある自己PR文を作ることができます。

次から、その3つを言語化していくための材料を揃えていきますね。

0.VIA診断を受けて自分が大事にしている価値観を知る


VIA診断は、価値観を発見するための心理学的なテストです。

この診断は、心理学者マーティン・セリグマンとクリストファー・ピーターソンによって、ポジティブ心理学の研究に基づいて開発されました。二人は「Character Strengths and Virtues(CSV)」という研究書で、人間の強みや美徳を24項目に分類し、これがVIA診断の基盤となっています。


要は、自分の活き活きポイントがわかるってことです。

じゃぁ、活き活きすることでどんないいことがあるでしょうか?

自己理解が深まり、納得感のある選択ができる
活き活きするポイントを把握することで、転職先や職場環境が自分の価値観や喜びに沿っているかを確認しやすくなります。なので、この先モヤっとした時に原因が特定しやすくなるから対策も打てるようになります。

モチベーションを維持しやすい
自分のエネルギーが湧き出るポイントがわかれば、仕事に取り組む際にどのような要素が大切なのかが明確になるため、意識的にやりがいを感じやすい役割や業務を選んだりすることができます。
結果として、日々の業務でも意欲が維持しやすくなってきます。

ストレスが減り、持続的に成果が出せる
活き活きする要素がある環境にいると、ストレスも軽減されやすくなります。自分に合った環境に身を置くことで、長期的に無理なく成果を出せる可能性が高まり、自己成長にもつながります。

VIA診断は15分くらいで無料でできるので是非受けてみてください。

登録が必要になりますが、以下で詳しく解説してくれています。↓


VIA診断の例:

見づらかったらごめんなさい



1.自分の強みを知る

1.成功体験を30個出す


「成功体験30個。。。。。。多くね??」

って思っちゃうと思っちゃいますよねぇ。。

成功体験って聞くと何かものすごいことを成し遂げた経験でないといけないと思うかもしれないけど、少しハードルを下げてみて頑張って出して欲しいんです。。!ここでは数出すことがとても重要になってきます。

・やりがいを感じた経験は?
・達成感を感じた経験は?
・工夫してうまくいったことは?
・やっていて充実感を感じた経験は?
・自分が成長したなと感じる経験は?


このような問いかけをしてみて、「こんなことでもいいのかな?」という小さなことでもいいので、その時の年齢問わずどんどん出してみましょう!
(途中休憩もはさんでくださいね~)


実際の著者の例:

①奮発して買ったガス乾燥機のメリット・デメリットなどを近所の人や会社の同僚に話したらすごく参考になったと言われた。

➁電車で、遠方からきたであろうおばあちゃんに話しかけられ、電車の乗り継ぎ方を聞かれたのでスマホを見せながら教えてあげたらとても喜ばれた。

③後輩に、転職の相談があった時に自分の体験談を話したら「詳しく教えて頂いてありがとうございます!」と喜んでくれた。

④道を歩いていて、幼稚園の場所を聞かれたが、行ったことがなかったので正確な道はわからなかった。でも地図のアプリをその場で使って、自分がわかる範囲で説明をしたら喜んでくれた。

⑤幼稚園の中で小さい子が「ママがいない」とずっと泣いていたのをなぐさめながらずっと付き添ってあげていた。

⑥仕事で、騒音トラブルの相談を受けた。今までの経験や知識をもとに対応策を提案したらとても安心してくれた。


2.複数ある成功体験をグルーピングして抽象化する 


お疲れ様でした。

どうでしょう?

30個、大変だったと思います。

さて、この成功体験の中で、似ている体験だったり、共通しているテーマが3個ないか探してみて欲しいんです。

例文だと、①、③、⑥が似ていると思いませんか?

この3つの似た経験を抽象化、つまり突き詰めて言うとどういう行為なのか?
自分なりの表現で一言で説明してみて欲しいんです。

この、3個(以上)似た経験があるっていうのが重要で、確信度が上がるんですよね。
椅子とかも2本足だとすぐ倒れちゃうけど、3本あると立てますから。


それで、この場合の例文だと

「新しいスキルや知識を学んで共有する」という表現に抽象化されました。
これが、ここでいう強みになります。


「抽象化するってむずい!!!」

と思う人もいると思うので、そんな時はChat GPTに聞いてみてください!
すごく便利!!

https://openai.com/ja-JP/chatgpt/overview/

こんな風に質問すると答えてくれます。↓

私の成功体験として、〇〇~。〇〇~。〇〇~。があります。
これを抽象化するとどうなりますか?いくつか出して。

しっくりこない表現もあると思うので、あらかじめいくつか出して。と指示しておくと「これいいかも!」っていうのが見つかるかもしれませんね。

最終的に抽象化された状態の成功体験(強み)を4つ程作れるといいです。


VIA診断と強みを確認する


さあここまでで

①VIAで診断した価値観

➁強み4つくらい


が揃いましたね!!


例:

抽象化した成功体験(強み)

・困った人の要望に応える
・新しいスキルや知識を学んで共有する
・相手の理解力に合わせてわかりやすい表現で伝える

VIA診断


この2つはこれから実際に自己PR文を作る時に使うので、大事に取っておいてください。


2.仕事での実績を見つける



30個の成功体験リストからエピソードを抜き出す


先ほど強みが出たじゃないですか。

この強みが活かされた、実際の仕事での成功体験をピックアップしてほしいんです。

一番初めに書いた30個の成功体験リストにすでに載っていれば、それをそのまま採用で大丈夫です。

リストに出ていなかった場合は、抽象化した成功体験を仕事上で再現できていた場面はないかどうか思い出して具体的なエピソードを書き出して下さい。

例:
仕事で新しいシステムの導入がなされる際に、実際にどのようにして使えばいいのかを現場に落とし込めるレベルまで学び、共有したら同僚にとても喜ばれた。



3.今後目指す姿を言語化する


なぜ次のステップに進むのか(転職するのか)、どう成長したいかを明確にしておくことで、自己PRが単なる過去の実績報告ではなく、未来に向かう「志」として伝わるようになります。

言葉に説得力が出ますよね。

先ほどのVIA診断結果を見てください。
あなたの活き活きするポイントが1位〜5位まで表示されていますよね。

サンプルの診断表の1位は向学心です。
新しいスキルを学ぶことに活き活きするとなっています。

自分が活き活きするポイントと、企業が求めることが重なれば
もう立派な志です。

今のことを意識して、今後目指す姿を表現すると以下のようになります。

積極的に学びを深め、新しい知識を業務改善やチーム力向上に活かしていきたいと考えています。

いいんじゃないでしょうか?

4.仕上げ!強み・実績・今後目指す姿を合わせる

大変お疲れ様でした。

ここまでで出してきた強み・実績・今後目指す姿を合わせる・文章用に整えていきましょう。

\完成/

私の強み
私は新しい知識やスキルを迅速に学び、職場で役立つ形で共有する力があります。これまでの経験を通じ、学びと共有を通じて業務改善に貢献してきました。

仕事での実績
新システム導入時には、現場での活用方法をわかりやすく共有し、同僚から喜ばれました。理解しやすい説明によりスムーズな導入をサポートできたと自負しています。

今後目指す姿
今後も積極的に学びを深め、新しい知識を業務改善やチーム力向上に活かしていきたいと考えています。この姿勢が、組織に柔軟性と成長をもたらすと信じています。

補足

お疲れ様でしたー!!!
ここまで頑張ってくれた方、ありがとうございます!

ちなみにですが、成功体験を抽象化して強みをいくつか出してもらったと思うんですね。

その強みの数だけ、自己PR文が作れるので是非是非トライしてみてください!
強み、実績、そこにVIA診断のどの活き活きポイント(価値観)が関連しているかを見極めて組み合わせると、説得力が強固になります。

あ、ただまたエネルギー使うと思うので、別の日にでも笑

何パターンかの自己PR文を持っておくと、1社に複数のアピールポイントを伝えることもできるし、企業に合わせて選ぶことが出来ます。


あとがき

私の話ですが、出産して職場復帰するも今後の生活が危ぶまれるほどに給料が下がってしまったことがきっかけで転職をしました。

時短になったのでその分下がっちゃうのは仕方ないじゃないですか。

問題はボーナス。

今までの4分の1になっちゃったんですよ。

4分の1下がっちゃったんじゃないですよ。
4分の1下がっちゃったんです。

忘れもしないですよ笑

そのボーナスで子乗せの電動自転車買おうと思ったのに全く足りなかった。

1歳の子おんぶして普通のチャリで毎日汗だくになりながら送迎する日々にやっと終止符を打てるようになったと思ったのに。。

でも転職を決意するいいきっかけになったとは思います。

そこから仕事以外でも思い悩むことも多く、自己理解やコーチングを学んだ今、こういう風に転職活動してたらもっとよかったかも!!という点を盛り込んで渾身の力でアウトプットしました。


絶対に、あなただけの強み(必殺技)があるから大丈夫。

今よりいい未来を手にする為のあなたの転職活動を、心より応援しています。

読んで下さり、ありがとうございました。


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