子どもの好き嫌い、どうしたらいい?【好き嫌い】
子どもが食べ物の好き嫌いを持っていることはよくあることで、多くの場合は心配ありません。
しかし、この先健康的な食生活を遅れるように育ってほしいと願う親の気持ちとしては、この時期の好き嫌いにどのように対応すればよいのか悩みますよね。以下では、子どもの好き嫌い対処法について解説します。
●新しい食べ物を試す
子どもは新しい食べ物を試すことが苦手な傾向にあります。抵抗があるだけで、一度嫌がったからといって「この子はこれは嫌い」と思い込まないようにしてください。新しい食べ物を試すときは、少量から始め、子どもが慣れるまで、気長に、繰り返し食卓に登場させましょう。
また、一緒に食べることはとても重要です。家族がおいしそうに食べたり、食べながら嬉しそうにしている姿を見せることで、子どもが興味を持ちやすくなります。
●食べることを楽しい経験にする
食事は、楽しいことであるべきです。気の進まないものを、食べるように言い聞かせたり、強要するのは逆効果になってしまいます。
子どもが楽しく食べるためには、調理過程から関わらせ、子どもに好きなように調理させたり、子どもが食べたいものを自分で選ばせたりすることも効果的です。大人ができることは、子どもが主体的なれるよう手伝ってあげることです。
●食べ物に関するルールを決める
食べ物に関するルールを設け、家庭で伝えていくことは、健康的な食生活を作るために重要なポイントです。例えば、「いただきます・ごちそうさまを言う」「○時はごはんの時間だからその前におやつは食べない」「果物はご飯が終わってから食べる」といったことです。規則正しい習慣を作ることで、健康的な食生活の基盤が整います。
●模範となる
親が何でもおいしくよく噛んで食べている様子を見せることは、子どもに良い影響を与えます。また、親自身が、子どもが食べるべきものを食べ、栄養バランスの良い食事をすることが重要です。
まとめ
健康的な食習慣を身につけることは、子どもの将来の健康にも大きく関わっています。家族みんなで、積極的に取り組んでいきたいですね😊
特定のもの「しか」食べないなど、食べ物の好き嫌いが非常に極端な場合は、子どもが栄養不足に陥る可能性があります。そんな時は、医師や管理栄養士を頼ってくださいね。
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参考文献
・子どもの食育推進委員会. (2019). 「子どもの食育」実践マニュアル. 子どもの食育推進委員会.
・萩原真弓. (2017). 子どもの食べ物の好き嫌いに対する親のアプローチの変化. 日本食生活学会誌, 28(1), 21-30.
・小林みき. (2018). 食育Q&A 子どもの「好き嫌い」に対してどう対処すればよいですか?. 日本栄養士会雑誌, 71(5), 338-339.
・厚生労働省. (2021). 子どもの食育に関する情報提供. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/child_foods/index.html
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