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乳幼児期に手づかみ食べが重要なワケ【離乳食】


乳幼児期の手づかみ食べは、成長や発達にとって、とても重要だと言われています。今回は、手づかみ食べが大切な理由をお伝えします。

●食べ物の味やにおいに触れられる

手づかみ食べをすることで、子どもは食べ物の味や匂いに触れることができます。食べ物の特徴を感じることで、食べることの楽しさを知り、好き嫌いを克服するきっかけにもなります。

●運動能力の発達につながる

手づかみ食べをすることで、指先の細かい動きや手首の柔軟性、手と目の連動性が発達し、スムーズな動きができるようになります。腕や手の筋肉を使うことで、全身の筋肉の発達にも役立ちます。

●視覚・触覚の発達を促進する

手づかみ食べは、子どもの視覚と触覚の発達にも役立ちます。自分で食べ物をつかんで口に運ぶことで、目と手の協調性が発達し、「冷たい」「やわらかい」などの感覚的な経験を通じて食べ物の特徴を学ぶことができるのです。

●自己表現・自己実現の機会になる

手づかみ食べは、子どもが自己表現や自己実現の機会を得られる場でもあります。子どもが自分で食べ物を選んで食べることは、自分の好きなものを表現することでもあります。乳幼児期における自己実現の発達は、将来、自分自身を理解し、自己実現するための基盤となります。

まとめ

手づかみ食べは、散らかるので片づけが大変だったり、食べている量がわかりにくかったりと、親を悩ませることもあるかもしれません。しかし、食べ物に親しみ、運動能力や感覚の発達を促進するといった、子どもの成長と発達にとって非常に重要な役割があります。
親や保育者の方にぜひやっていただきたいのは、子どもの手づかみ食べのサポートです。健康的な食事の習慣を身につけられるように、ぜひ手づかみ食べの環境を整えてあげてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
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