やせの脂肪肝が多いという現状
脂肪肝はデブの人だけ。
脂肪肝はお酒を飲む人がなる。
こんな先入観は捨てたほうがいいです。
自分は脂肪肝かもしれない。
これくらいに思っていたほうがいいかもしれない、とわたしは感じています。
なぜなら、日本やアジア諸国では、肥満ではない脂肪肝の人が、けっこう多いからです。
欧米は、肥満の脂肪肝患者は9割以上です。
日本では、BMIが25未満の脂肪肝患者が、脂肪肝患者全体の2割以上を占めるようです。
いわゆる「やせの脂肪肝」が多いという現状です。
痩せているから関係ないと思って、なにの対策もせずにいると、困ったことになりかねません。
脂肪肝は、やっかいな病気の引き金にもなるからです。
そもそも脂肪肝とは、肝臓のまわりに脂肪がべったりとくっつくと思っていませんか?
実は、そうではないらしいのです。
約2,500億もある肝臓の肝細胞ひとつひとつに脂肪がたまっていく状態が、脂肪肝です。
脂肪が増えてくると、肝細胞は膨らんできて、肝臓全体も膨張してくるというのです。
ゾッとしませんか。
そうなっても、肝臓には痛みを感じる神経がないので、沈黙を続けます。
何かがおかしいと感じたときには、大変な状態になっていることも考えられます。
すぐにできる対策です。
・ジュースなど砂糖が入っている飲みものを控える
・炭水化物を少し減らしてみる
・よく噛んで食べる
・肝臓ケアのサプリメントを摂る (マリアアザミなど)
・目を酷使しない
・23時までに寝る
いままでやっていないことを、ひとつでも試してみるといいですよ。
しあわせ快眠デザイン
ダイエットコーチ
椎葉ゆう子
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