新入社員や若い社員ほど遅く出勤したほうがいい
13歳~23歳くらいは、体内時計が2時間後ろにズレることがわかっています。
この年代の人が、したっぱだから早く出勤しなきゃと6時に起床するのは、実は4時に起きているようなものです。
8時に出勤するのは、6時に出勤しているような状態だと言えます。
どうですか?
あなたは、毎日それをできそうですか?
一般的に、ということなので、全員がそのような体内時計ではないかもしれません。
でも、もしあなたの職場に、勤務スタートぎりぎりにやっとかっと出勤してくる若い社員がいるならば、それはヤル気がないのではないかもしれません。
体内時計が影響していて、必死に身体にむち打って頑張っている可能性もあります。
まずは身体の具合や、目覚めの状態、睡眠の状態なども聞いてあげてください。
それだけでも、頼れる優しい上司です。
もし可能であれば、出勤時間をズラしてあげると、仕事へのパフォーマンスも変化するはずです。
とは言え、勤務体系を変えるのは容易ではないですよね。
そもそも、上司である皆さんが若い頃も、体内時計のズレはあったと思うのです。
それでも朝は出勤できていましたよね。
つまり、体内時計とは違う原因もあるということです。
原因はひとつではありません。
睡眠は、寝起きや仕事のパフォーマンスに関わります。
誰にとっても重要な課題です。
このことを根本から理解して、社員研修などで睡眠を学び改善する取り組みをされる会社が増えるといいなと思っています。
睡眠が変われば、働く姿勢もモチベーションも高まります。
かならず会社のプラスになります。
睡眠講座や研修など興味がある方は、遠慮なくお問合せください。
椎葉ゆう子