2024年面白かったドラマBest10
今年もたくさんドラマを見ました。
個人的にオリジナル脚本ドラマが好きですが、原作があるドラマでも丁寧に作られたものがたくさんありましたね。
備忘録もかねて書きとめておきます。
1位『虎に翼』
今まで見た朝ドラで断トツで1番面白かったです。毎朝、リアタイしてました。
脚本もキャストも最高でした。
米津さんの「さよーならまたいつか!」は言わずもがな。
フェミニズムだけでなく、全方位に配慮された多様性のドラマ。エンタメとしてだけでなく、社会問題もたくさん描かれていて、いろいろ考えさせられました。とても見応えのあるドラマでした。
米津さんファンとしては、最後の終わり方が最高に良かったです。
2位『海に眠るダイヤモンド』
野木亜紀子さん脚本、塚原あゆこ監督の作品なので、前々から期待してたのですが、思っていた以上に骨太で重厚な作品でした。
映画のような映像と生き生きと描かれる端島の住人たち。彼らの生き方に感化されていく玲央の姿に共感。最終話の主題歌「ねっこ」の流れる場面が秀逸でした。
伏線もしっかり回収して、さすが野木さんの脚本。これだけの内容をエンタメに落とし込める手腕がすごい。もう一度じっくり見返したい作品です。
3位『ライオンの隠れ家』
役者さんの演技が圧巻でした。
ミステリ要素もありつつ、家族の在り方を描いたヒューマンドラマ。
最終話の一つ前で表面的な問題は解決するのに、そこで終わらせなかったところが、このドラマのすごいところだなと。
最後まで見終わって、洸人の自立の物語だったんだなと思いました。
人を変えることはできないけれど、自分が変わることはできる。自分が変われば、自ずと家族の関係性も変わっていく。
そして、家族の問題は家族では解決できない。
問題があるなしに関わらず、外部との交流を持ち、風通しをよくすることが大事なんだと改めて実感しました。
虐待、障がいなど重いテーマを扱いつつも、心がとてもあたたかくなるドラマでした。
4位『アンメット』
こちらはマンガ原作のドラマです。
マンガとは主人公が違って、作品のテイストも全然違うんですが、良い意味で改変されていました。映画のようなドラマでしたね。
杉咲花ちゃんと若葉竜也さんの演技が秀逸でした。
5位『宙わたる教室』
こちらは実際にあったお話を元に作られた本が原作。
ノーマークだったんですが、回を進むごとに面白くなって、最後は感涙でした。
オポチュニティのエピソードがすごく良かったです。
6位『大奥』
「きのう何食べた?」のよしながふみ先生の男女逆転の歴史マンガ原作のドラマ。
吉宗の再現度がすごかった。
原作愛が感じられる見応えのあるドラマでした。
7位『海のはじまり』
「silent」の脚本家さんの作品。
それぞれの心の機微を丁寧に描いていて、優しくて切ないドラマでした。
子役の子がとにかくかわいかったです。
8位『shrink 精神科医ヨワイ』
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こちらもマンガ原作のNHK作品。
アマプラで見れるみたいです!
心の病気を扱った作品ですが、精神科医の先生が監修されてて、ドラマの方がよりリアルでした。
精神科に通う敷居が低くなればと作られた作品らしいですが、あんなに丁寧にかかわってくれる先生は残念ながらいないですね。
でも、当事者として見てもとても面白かったです。
9位『光る君へ』
久しぶりに離脱せず見れた大河ドラマ。
恋愛要素が多めでしたが、飽きずに楽しめました。
道長様が良かったです。
10位『アンチヒーロー』
勝つためには手段を選ばない弁護士のドラマ。
テンポもいいし、見応えあるし、主人公のキャラも立っていて、とても面白かったです。
個人的には最後の終わり方も好きでした。
次点 『不適切にもほどがある』
「ふてほど」 が流行語大賞になってましたね。
昭和世代にはあるあるエピソードばかりで、すごく面白かったです。
同じクールで「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか」というドラマも放送されてたのですが、いろいろ思うところはあるにせよ、常識や倫理観のアップデートは必要だなと思いました。
まとめ
今年も良い作品がたくさんありました。
テレビ離れが言われて久しいですが、配信のおかげか、きちんと作られるドラマが増えたような気がします。
ただ、コンテンツが増えた分、邪道だと思うのですが、倍速で見るドラマもあります。
でも、やっぱり質の高い作品はちゃんと普通に見てましたね。
面白いドラマとたくさん出会えて、幸せな一年でした。
とりあえず、来年の「御上先生」が楽しみです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!