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至福のとき

現在、土曜日の午前5時。

これから僕の最も安らげる時間のはじまり。
隣にはやっと眠ってくれた娘が寝息を立てて眠ってくれています。

AM2時45分起床し、あれこれと準備をしてAM3時半ごろから娘の授乳開始。
口からはミルクをあまり飲めない娘は、鼻から入った管を通してミルクを飲みます。

最後の一滴が入るのを見守ったのち、ミルクが逆流しないように、また、手で管を取ってしまわぬように、更に10分間ほど抱っこして様子を見ます。

こちらも眠い目をこすりながら、これで一安心と思うのも束の間、娘の目はすでにギラギラに覚醒。「何か面白いもの見せてくれ」と言わんばかりの様子でこちらを見ています。

そんな娘の最近の楽しみは洗濯物をたたむ僕の様子を観察すること。
特にたたみ終わったお兄ちゃんの保育園のスモックに、ワッペンをつけるのを見るのがお気に入りのようです。

洗濯をたたみ、あるべき場所にリプレイス。週明けの息子の保育園の準備を整え、一連の家事見学にようやく満足した娘はいよいよ不機嫌になり、顔をかきかき。眠くなってきたご様子です。

この「かきかき」が鼻に入った管を抜く絶好の機会なのです。
抜かれた管を再度挿入する大変さは後日ご報告しますが、お互いの精神的、肉体的疲労軽減にはこれは極力避けたいのです。

泣きまくる娘をなだめ、背中を「とんとん」し、最近発見した秘技「背中かきかき」を繰り返していくうちに、ようやく入眠。

寝かせ方を間違えるとまた起きてしまうので、彼女のお気に入りのスタイルにセットしてようやく一連の授乳作業は完了。

ここからお風呂の掃除を済ませて、ようやくAM5時。

やっときた至福の時間。AM6時15分からの次の授乳準備までは自由な時間!

コーヒーを淹れて、新聞を読む、そして気になったワードをメモアプリに入れていく。
1日のリセットの約1時間。このときはだけは仕事や家事育児を離れて、個人になれる感じがします。

では、妻と息子を起こさぬように、そっと素晴らしき時間を堪能します。

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