なんとなく一般的なタイプのわたし~認知特性診断
先日ラジオで、認知特性診断なるものが、勉強するときの勉強法に役立つと聴いて、さっそくやってみました。久々に【私は何者なのか】です。
本田式認知特性テスト
受けたのは「本田式認知特性テスト」というもので、LINE登録するとことで、無料で診断ができます。
「かんたん認知特性チェック」と「本田40式認知特性テスト」があって、どちらも難しい内容ではありません。
認知特性の6つのタイプ
まず、認知特性は「視覚優位」「言語優位」「聴覚優位」の3つに大別され、さらにそれぞれが2つのタイプに分けられます。
計6つの認知特性タイプがあるんですね。
わたしの診断結果
ひとつめの「かんたん認知特性チェック」の方は、LINEのトーク上で答えていく簡単なもので、結果は「ファンタジータイプ(言語優位)」でした。
社会人人生は映像業界にいたのもあって、「映像化して思考する」のは好きと言えそうです。
ふたつめの「本田40式認知特性テスト」では、40問の問いに選択肢から答えていきます。結果は……
「辞書タイプ」、「ファンタジータイプ」の順で、いずれも「言語優位」がかろうじて高めという結果でした。
ただ、スコアが15~45点の間にあれば、一般的な認知特性とのこと。
15点未満の場合は、その認知特性が弱いことを、46点以上であれば、その認知特性が強いことを示しているそうです。
一般的なタイプ…
わたしの場合、スコアが15~45点の間なので、どれも一般的な認知特性です。どの認知特性でもバランスよく使える、と良くとることもできれば、得意で使える特性がないのでは、と悪くとらえることもできてしまいます。
このテストに限らず、診断を受けているとたいてい、途中でうすうす勘付いてしまいます、「きっと特出しないな」と。「つかみどころないな、自分」みたいなことを確認しているんですよね。
以前、コーチングであるテストを受けたことがあるのですが、結果のレーダーチャートが小さく丸まっていて、つまらないなぁ、と落胆したことがありました。星が尖っている、ギザギザが大きいタイプの人は、自己紹介もしやすそうだし、適性が分かったら、適職も見つかって強いだろうな、とうらやましく思ったり。
ちょうど無職になって遅めの自己分析をしているときで、そんなふうに思ったこともありましたが、裏を返せば、どの特性も伸ばせるということ、と割り切ることにしました。
それぞれの資質が多少でもあるのなら、場面場面で使い分けたり、意識して使いたい特性を磨けばいいのだ、と思うようにしたのです。
今回の診断テストは、そんな意識を思い出させてくれました。
環境によって変わる?
わたしがブツブツやっていたら、娘もやりたいと言うのでやってみたところ、想像通り、「カメラ」と「3D」が分かりやすく高い「視覚優位」のタイプでした。
定期テストの朝に、教科書をカメラで撮って、電車でそれを眺めているというから、視覚優位というか、直前の記憶勝負というか……。
まあ親から見ても、分かりやすく視覚優位です。
ただ認知特性タイプは、環境によって変化するものだそうで、今どきの子どもの場合、スマホの影響で視覚優位になりやすい傾向もあるようです。
本を読むのが苦手なのも、親の環境整備の問題だったのかも、と反省してしまいますが、弱いというわけでもないので、まだまだ挽回できるはず。
わたしの場合も、昨年1年間は、難しいテキストを読み込み理解しなければならないという受験勉強をしていたのもあって、言語優位に寄ったのかな、とも思いました。
勉強にこそ活かす
本田式認知特性テストは、教育分野でそれぞれに合った勉強法に役立てよう、という趣旨で運用されているのだそうです。
勉強法という意味では、わたしも行政書士試験の勉強で思い当たります。
テキスト読み込み(辞書)、動画講義(ファンタジー)、音声講義・条文朗読ながら聴き(ラジオ・サウンド)、図式化してトイレ貼り(カメラ・3D)、といった複合勉強をうまいこと取り入れていたんだな、と。
だから、おすすめしたい勉強法がたくさんあって、とても一つには絞れませんし、自分の勉強法を見つけるのがいちばん大切だと思うのです。
勉強中の方は、受けるのも簡単な「本田式認知特性テスト」で、ご自身の特性と、勉強法の組み合わせを考えてみるとよいかもしれません。
わたしも意識して勉強、仕事、子育てに役立てていきたいと思います。