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猫の本棚で懐かしさに出会う

きょうは神保町のシェア型書店「猫の本棚」さんへ立ち寄り、自分の棚「おはかんり」に2冊だけ、古本を補充してきました。

ちょうど1年経ったころに書いたnoteから、はや1年半も経っていますね。

外からは変わらぬ佇まい、中はいわゆる古本屋さんの佇まい……とは違って、それぞれの棚が語りかけてきて、いつもアクティブな雰囲気がします。
置いてある本たちの仕業なのか、久しぶりでも、懐かしさとともに迎えてくれる感じもします。

今日は、中央のテーブルには洋画のVHSジャケがズラリと。

発売されたばかりの本『ワイルドシングス VHSジャケット野性の美』の特集となっていました。映画芸術方面も多く集まってるお店の傾向ともマッチしますね。

こちらは、VHSビデオで発売された洋画の、ジャケットだけを厳選した本なのだそう。

あー、これは、懐かしい。時代的に。

なにを隠そう、わたしが新卒で映像業界に入ったのは、映画がVHSかレーザーディスクで販売されていた時代。その会社を選んだのも、いくつかのフランス映画のVHSを販売していたからだったのでした。(入ってみたら、洋画買い付けはまったく関われず。アニメにどっぷり……となりますが)

だから、当時の販売ソフトのデザインの現場はある程度分かるというか。ジャケットや広告、クリエイティブも多く担当してたんですね。アニメだけでなく実写も邦画やオリジナルビデオなど、多彩なソフトを。

当時といえば、印刷物のデザイン作業は版下。
洋画のジャケットも、ポジと版下で作ってたんでしょ。
っていう、制作進行のお仕事目線で見れちゃうので、その上での仕上がりの味みたいなのが、たしかにありますよね。

あー、デザインのテイストが、懐かしい。
ユーザーとしてもレンタルビデオ世代だし、ここにハマる気持ち、わかる!

そんなこんなで、数多ある本棚からはもちろん、なにかしら懐かしさにも浸れるのが猫の本棚さん、と今日も実感いたしました。

今回は、本の補充のほかに、ショップカード(のようなもの)を設置するという目的があり。「おはかんり」本棚の管理、継続していきます。もうちょっと頻繁にお手入れしたい気持ち。。。



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長谷部 美子|行政書士オフィス ハナウタ
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