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【インバウンド】日本と台湾の食べ物への感覚の違い

note始めました。よろしくお願いします

こんにちは、中華圏インバウンドに関するネタがいろいろたまってきて、ずっと始めようと考えていたnoteを、コロナ禍の落ち着きをきっかけに始めることにしました。近くブログも開設する予定です。
さて、初回のテーマは何にしようかと考えたところ、「炭水化物」をめぐって気づいた話を取り上げようかと思います。

台湾では仰天される!「ダブル炭水化物」

ここでいう炭水化物とは、「炭水化物ダイエット」で使われる意味です。日本ではよくラーメン店などでラーメンとライスのセットが出てきて、人気がありますね。麺を食べ終わった後、スープにライスを加えたりして。
台湾(おそらくは中華圏全体)の人にとって、これはありえない組み合わせです。炭水化物のとりすぎだというのです(ただし、麺の追加は大好きです…)。ラーメンもライスもそれぞれ主食なのであって、1回の食事に主食が二つ出てくるのはおかしい、という考え方です。
餃子も小麦粉を使っているという点から、主食とみなされると思いますが、日本の場合は出てくる餃子の量がそんなに多くないので、ライスのように問題視(?)されるのはあまり聞きません。
これは私も滞在中に合理的だと思うに至ったので、帰国してからも炭水化物をダブルでとることはありません(麺の追加は私自身もよくしますが…)。

スープは飲み干す人が多い

他に現地で気づいたこととして、日本のラーメンを「しょっぱい」という人の多さです。日本料理は全般的にしょっぱいと思われていると思います。
ラーメンをしょっぱいと感じる人が多いのは、台湾ではスープを飲み干すことが多いからかもしれません。麺を食べ終わった後も、汗だくになりながらレンゲでスープを口の中に運んでいる人が多い印象です。
台湾は以前は日本よりずっと貧しい国で、豊かになったのはごく最近のことなので、食べ物を残すのは「もったいない」と感じる人が多いのかもしれません。
スープはそもそも飲み干すべきものだから「塩分量が多くては体に悪い」と感じるのでしょうか。

お冷を敬遠する人もいる

また、日本の飲食店で冷たい水しか出さないのを、「体が冷える」と言って歓迎しない人もいます。こうした台湾人の声に対しては、日本台湾交流協会(実質的な駐台湾日本大使館)が昨年12月、Facebookの公式ページで「昔は貴重だった氷を使ってお客さんをもてなすところから始まった」と、こうしたやり方を擁護(?)しました(本当かどうか、分からないですが…)。
中華圏観光客に喜ばれるお店づくりを考えている人は、これらの点に留意する必要があるかもしれません。それでは今日はここまで。

お冷やしか提供しない日本の飲食店を擁護(?)する日本台湾交流協会のFB投稿




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