目標設定をするなら本の目次を作るように
こんにちは、あめもとです。
半年で10kg減を目標に心身をより良くする方法について日々考え記録しています。
今日は、痩せようと決意してから具体的に「半年で10kg」を目指そうと思った過程で気がついたことについて書いてみたいと思います。
このnoteは、ワーカホリックだったあめもとが、心身の健康についての学び・実践・思考をありのままに記録するドキュメンタリーです。
何か成し遂げたいことがある方、自分の未来のために健康になりたい方、そして自分自身への励ましの気持ちを込めて継続中です。
記事の最後に毎日の試行錯誤を記録したマガジンもあります。
自分の人生で大切にしたいことで本を作る
特に子どもが生まれてからというもの、時間がとても貴重に感じるようになりました。
子どもや仕事のクライアントのために目の前のタスクに集中していると、本当に驚くほど速く1日が過ぎ去ってしまうのです。
人生、あっという間だよ、と年配の方が言っている理由がわかりました。
本当に、自分の時間というのは限られたものなんだなと。
恥ずかしながらそこで初めて、自分が人生で大切にしたいことはなんだろう?と真剣に考えはじめました。
そこで自分が今後の人生で大切にしたいことを挙げてみると、要素にグループがあることに気づきます。
例えば、「家族を大事にしたい」と「友人と会う時間をとりたい」は同じ対人関係のグループだなとか、「タスク管理の仕組みを作りたい」と「日々思いつくアイディアをメモできるようにしたい」は自己管理のグループだなとか、です。
そうやってまとめていくと、それはまるで一冊の本の目次のような形になっていくなと感じたのです。
細かい問題に時間を取られないために
「大切なこと目次」を作ることで、全体を一望し優先順位を把握できるようになりました。
もともとアレコレに意識が向きがちなので(気がつくと偶然目にした使わないであろう昔のメモ書きの整理などに夢中になったりしてしまう)、優先順位に従うことはとても重要です。
時間の貴重さに気づいた今は、よりそう思います。
目標に立ち向かうための"冒険の書"
また、この目次リストは手順書にもなります。
大切にしたいことをできるだけ多く手に入れる(またはより重要なことに集中する)ためには、目標設定が必要になります。
その目標に向かって、どのように進んでいけばいいか。
邪魔や誘惑があった際に、「そうだ、ぼくは今大切なもののために歩いているんだった」と我に返る効力を持つ"冒険の書"になるのです。
自分の人生に意味付けをしていく
思えば人生とは選択の連続であり、選択が重なった結果、今があります。
ぼくたちはそこに意味を見出してしまう生き物なので、それによってトラウマを抱えたり、後悔の念にさらされたりしてしまいます。
しかし、本当に大切にしたいことをいつでも確認できるとしたらどうでしょうか。
「これは必要ないから撤退しよう」
「これを獲得するために今は耐えなければならない」
といった具合に、"冒険の書"が選択にヒントを与えてくれるのです。
これは過去に向かう意味付けではなく、未来(目標)に向かった意味付けです。
ぼくはこのことを実感できるようになってから、noteを書き始め、自然な気持ちで減量を続けることができています。
目次を羅列することから(構成はあとで)
完成した本の目次は、編集者というプロの手によって整然と並べられています。
しかし、どんな目次も最初は序列のない素のリストから始まっていることがほとんどでしょう。
まずは箇条書きの形で、自分に大切なことを挙げることから始めてみることが何より大事だなと実感しています。
👑リストの考え方・作り方にまつわる おすすめの一冊👑
歴史を紐解けば、リストはあらゆる国や文化で使われ、
著名な作家や芸術家が残したリストも数多く知られています。
・ラムセス2世の時代のエジプトでパピルスに書かれた夢占いのリスト
・レオナルド・ダ・ヴィンチが書きつけた「解剖学的に興味のある事柄」のリスト
・ジョン・レノンが記者のインタビューに答えて書いたリスト
記号学者で世界的なベストセラー作家でもあるウンベルト・エーコ氏は、
「リストとは文化の源なのです」と喝破しています。