鹿島×名古屋戦をプレビュー「効率」をサッカーに導入する試論③。鹿島の守備と名古屋の攻撃の勝負になる
本日の試合について、ビッグネーム同士のマッチ「鹿島×名古屋」があるので、「攻撃効率」、「守備効率」、「総合効率」をあげておこう。まずは、鹿島。
ご覧になれば分かるように、見事にデータが試合結果を表していると思う。すなわち、「総合効率」通りの結果が出ているのである。緑の棒グラフに着目してほしい。また、この3戦は「守備効率」が安定していることが分かると思う。守備はいいので、あとは攻撃次第である。
「総合効率」通りの点差になっているということは、おそらく、サポーターの方は今日はいいなという試合は勝っているし、ダメだという試合には負けているという印象を持たれているのではないだろうか。
次は、名古屋である。名古屋も見事に「総合効率」がいいときは勝ち、悪いときには負けている。但し、「攻撃効率」が悪くなっていることが分かると思う。名古屋は、攻撃次第である。
以上から、本戦は鹿島の守備と名古屋の攻撃の勝負になると考えられる。名古屋が攻撃でいいパフォーマンスを出せなければ、鹿島が勝つ確率が高いと思われる。