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Jリーグラストスパート②ーデータから見る優勝予想、残留争い。
今回は、前回のデータを補足したい。前回のデータでは結局、優勝するチームはラストスパートがすごいということを指摘した。
前回、上げたデータに第27節までの各チームの勝率と勝利期待値、27節時点での勝利期待値と最終節までの勝利数の差をあげた。
![](https://assets.st-note.com/img/1727324637-ZT23hfP5AduQL8mI4kYjwHlU.png)
まず、27節時点での勝点差を見て欲しい。意外かもしれないが、追い上げる方が優勝している確率が高いのである(サンプル数が小さいので断言はできないが。)
勝率という列は残り7試合を残した時点までのものである。期待値という列は、その勝率に基づく勝利数の期待値である。差は、実際に勝利した数から勝利期待値を引いたものである。
この数値は大きいほど加速したことが分かる。マイナスは失速しているということである。如何に、優勝チームのラストスパートが力強かったことが分かるであろう。
1位のチームは加速しているが、2位のチームは勝利期待値と実際の勝利数がマイナスになっていることが分かる。
特に、2018年の広島は自らの大失速で優勝を逃したことが分かる。2017年の鹿島も失速したことが分かる。残り7試合で5.2勝のペースで来ていたのに、3勝しかできていない。ここで注意が必要なのは、2017年は両者勝点数で並び得失点差で決まったことである。
以上、前回の補足である。次回は、改めて今シーズンの確認戻りたいと思う。