大学合格体験記〜努力すれば夢は叶う〜
これは大学1年生の4月に書いた大学の合格体験記の一部です。
夢を叶えるために
あなたの夢は何ですか。将来なりたい自分は何ですか。答えが具体的に思い浮かばなかった人でも、この文章を読めば、自分の夢を持ち、それを叶えられる人になるでしょう。すぐに答えが浮かんだ人も最後まで読んでいただきひとつでも考え方に変化があれば幸いです。
簡単に自己紹介をします。中学から高校に入学、部活では野球をしていました。高2でドイツに留学した後は部活はやめて自分の夢を考えるようになりました。
きっかけは本を読み始めたこと。もともと本は全く読まないタイプでしたが、本好きの友人にマーサのMARUZENに連れていかれるようになってからは、自分の興味のあった商売の本や自己啓発の本を中心によむようになりました。この本を読む時間が自分の人生を見つめなおすきっかけにもなっていました。
さあ、夢を叶える秘訣とは何か。それは夢を持つこと。僕の夢は自分の会社をもち、経営することでした。それを実現させるためには何が必要かを考えて、一流と呼ばれる人たちの思想や行動を学び始めました。そこで学んだことは成功のサイクルです。成功には成功する理由があることを知りました。一つの目標に対して、それを達成するために準備・計画(Plan)をした上で実行(Do)し、その結果を評価(Check)して改善(Act)するというPDCAサイクルは効率よく活動するためには必須です。
大学受験においてもこのPDCAサイクルは大いに役立ちます。その前にまず大学選びですが、自分の学力にあった大学を選ぶのではなく、どんな下衆な理由でもいいので行きたい理由のある大学を選びましょう。そしてその志望校にはこだわりを持ち、徹底的に研究しましょう。ぼくが阪大を選んだのは2年の秋のことで、東海圏で崇められている名大よりいいところに行ってやろうという対抗心と友達と一緒に部活をしたいという思いでした。とにかく志望校を決めたら後は成功のサイクルに従っていくだけです。
まず自分の今の実力を知ることが大事です。目標点まであと何点足りないのか。どの分野が苦手なのか。そして二次試験に備えて何をしなければいけないのか。高3の春には年間の大まかなスケジュールを立てて、今月、今週、今日何をしなければならないのか。より具体的に計画し実行しましょう。これを続けられるようになると社会に出た時にも役立ちます。
書き忘れていましたが、僕は通信教育や塾には行かず、先生に質問したこともありません。高校の勉強は方法さえ間違えなければ誰でもできるようになります。その方法は高い塾代を払わなくても本屋さんに行けばいくらでも教わることができます。とにかく自分でやる力を早くつけたほうがいいです。
○様々な本から学んだ受験に活きる考え方
自分の考えを書ききれないのでまとめました。
・口に出す言葉に注意、言霊のパワーはすごい
・ 参考書は自分の気に入った一冊をやりきる
・勉強のペース配分を考える、モチベーションのピークを試験当日に持っていくこと
・OnとOffの切り替えをしっかり、息抜き大事
・学校の定期テストは楽しむくらいの余裕をもって、効率よく点数を取る練習の場に
・勉強できないなら、勉強できる奴から学べ
・自分のスタイルを確立せよ、僕は夜型効率重視
・量に勝るものはないが効率(どうやったら差をつけられるのか)を考えることも同じくらい大事
・自分より格上の敵には正攻法では勝てない、基本に+α自分なりの工夫を
・周りの半分は第一志望に行けない。周りに流されず、常に上を意識し自分のスタイルを貫け
・自分のモチベーションを高めてくれる、良き友人を持ちましょう、つるむ友達選びも大事です
・なにかやろうと決めたことはその日のうちに手を付け始めておく、そうしないと絶対やらない
・模試をたくさん受けるようになって来たら、上手くいくための自分のルーティンをつくる
・自分はできないという自覚と、できるという自信
・言われたことを素直にやる真面目さと、言われたことを素直には受け入れない不真面目さ、この2つのバランスをうまく使い分けよう
異端のような文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。常識を疑い、自分なりに考えて工夫していく力は将来絶対に役に立つので、受験勉強を通じてぜひ身につけてください。
受験の先には自由な大学生活が待っています。
ぜひ納得のいく受験をして、胸を張ってやりきったと思える達成感をあじわってください。そして、この経験を糧に充実した人生を送りましょう!
了