味と同時に記憶している思い出 ~松屋のドレッシング編~
お世話になっております、食×ITの複合作家 内田です。今回は味覚と想い出のお話です。
昔食べた事ある「何か」を食べたとき、当時の記憶がよみがえる。こんな経験ありませんかね?
私にもそういった想い出の味がいくつかあって、中でも強く記憶に残っているのが「松屋のフレンチドレッシング」
もうかれこれ、27~28年以上前になるでしょうか、当時私は大田区に住んでいました。20代の頃って独り身の人多いし、みんな時間もあって、友達もたくさんいて、めっちゃ元気だったので、しょっちゅう朝まで遊んでいました。
だらだら長時間しゃべるだけの日もあれば、車持ってる人がいれば、目的もなく蒲田 ・横浜・鎌倉あたりをふらふらドライブしたり、当時私バンドもやっていたので、朝までメンバーと24時間練習可能なスタジオで、ずっと演奏していた事もありました。こんな感じで、若さゆえに高揚感にあふれた毎日を送っていたのです。
朝まで遊んでれば、当然お腹もすくので、いつも解散するときは、蒲田の松屋で、牛定を食べてから帰るのが、お決まりのパターン。
これは微かな記憶で、本当にそうだったかどうか、定かではないのですが、当時サラダにかけるドレッシングは、フレンチドレッシングしかなかったと記憶しています。
なんかすげー酸っぱいなこれ・・と思いつつ食べ続けてたら、それがいつの間にかクセになっていました。
このパンチの効いた酸味のインパクトが、当時の記憶と強い結びつきを生んだのかもしれません。
現在、松屋は日本中にあります。当然私がいま住んでいる家のすぐそこにも、松屋はあるので、今でも行く事があるのですが、牛定のサラダは、ぶっちゃけゴマドレッシングで食べた方がうまいと感じています(個人の感想です)
さらに言うと、バーベキューソースをかける掟破りの食べ方はもっとうまい(これも個人の感想です)しかし、そうと知りつつも、私は今も結局フレンチドレッシングを選んでしまうのです。
そう、フレンチドレッシングを食べたときの酸っぱい刺激は、毎日何も考えず、楽しさだけを求め続けた日々の記憶をよみがえらせ、私を謎の高揚感にいざなうんです。
松屋のフレンチドレッシングで、ここまで高揚感を感じれるのは、世界広しと言えど私くらいなのではないでしょうか。
以上、味と同時に記憶している想い出のお話でした!
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