見出し画像

今の国語力って? 今ごろチェーンソーマンの漫画を買ったワケ

最近になってからチェーンソーマンをシン・スクールに全巻購入しました。 前からのファンの方や漫画好きの方からしたら、今ごろなんて遅れてる~と言われるかもしれません。


ただそこには、これでも地元で学習塾を10年してきているヨッシー塾長なりの「これからの社会で生きてゆくための学力」についての考えがあります。


今、チェーンソーマンを購入した理由

・今、話題になり、流行ってるから


・アニメや歌、動画によって知った子が多い


・刺激的な画と伏線ストーリー


さて、これらの理由だけ見ると、ただのミーハーおじさんにも見えるのですが、ボクはここに「これからの国語力」を養う力があると考えています。


まず「これからの国語力」というには、これからの日本社会の中で友好的に使えるモノでなければなりません。それは古文や漢文はもちろん違いますし、学校のテストだけで出てくるよう文章や作文でも無く、現代の人々とのメールの文章やSNSでのやりとり、または誰かが書いたモノが読めるほうがいいよね!という力です。

ただ現代と言ってもそこの振り幅は大きくて、古いお役所や契約書のような難解なモノから、小学生でも使えるスタンプや画像、ショート動画まで、考えや情報を伝えるモノを国語だとすると、まぁ人もバラバラですが、使う方法もバラバラですね~


それはほんの10年前と比べてみるだけでも、それはもう大きく違いますね。

だからまぁ、現代の国語!と言っても、まずは同年代とか、近い感覚の人々との意思疎通から始めようよと。そしてその時にできれば文字も使えた方が、より手法も増えて、世代も超えて伝えられる可能性があるから知っておくといいよねぐらいなモノかと考えています。

そこでまず、「今、流行っている=多くの人が同じモノを味わってる」とするならば、それを一緒に経験して、表現や伝達方法を共有しておくと、同じ感覚の同世代と意思疎通しやすくなるよね、という点で人気のチェーンソーマンを選びました。


次に、この作品が「アニメや歌、動画で人気=文字以外による表現で広まっていて、そこから入ってきやすい」という点で、マンガよりもアニメと曲により爆発したために、より様々な、より多くの、現代の表現が絡んでいる良さがあり、それをマンガという文字と画により表現を使うとこうなるんだというのが学べちゃいます。なんとなく。


そして最後に、これが一番シン・スクールらしいのですが、とにかくオモシロそう!読んでみたい!ってなるための「刺激的な画と伏線ストーリー」です。ただもちろんこれは人の好みもあるし、受け入れられない人もいるかと思います。


しかし色々とやってきて分かるのが「オモシロ」って、万人受けするものでなく、基本は結構尖がってるけども、それを好きと言ってる人がたまたま多かったかどうかみたいな所なので、偏ってOKなんですよね。(あ、これは、これからの社会の中での生き方とも同じだと思いますね。)

だけど学校や家だと、みんな好きなモノがバラバラだから、同じモノに興味を示すことは難しくて、教科書も、リビングのテレビもつまらなくなっちゃう。だからできればシン・スクールのように「同じ系が好きな人々が集まる場所」に自分も入ってみて、その中で人気があるというならば、自分も面白いかも!と好きになる確率が上がるように思うんです。

スキルよりスキを磨くために、同じようなスキを持った子を集めていると、その中での学びの教材や教え方、アプローチなんかも、オモシロから入れるんだよなぁと考えています。

あ、これ、シンスクのかなり核心で革新な確信じゃないかな?(笑)

隠してないで、書くしかないぞ!なんつてー


そういやゲームで学び遊ぶシン・スクール、実はコロナ前までは、本気で「マンガから学ぶスクール」をやるつもりだったのですが、デジタル進化とオンラインでつながれる良さからゲームに特化しました。

でも、面白いモノなら何でもアリだし、文字をだって面白ければアリなんです。

だけど、先に、「読むありき」「書くありき」「アナログ勉強ありき」とされちゃうと、そりゃ今の好奇心旺盛で、主体性のある子ほど学校も学びも嫌になっちゃうんだよね。それは日本の人材の損失だと思うんです。


これからも「オモシロと学び」の情報や考え方を伝えていきたいのでサポート頂けたら嬉しいです!