ゲームで学び遊ぶシンスクキッズ!創造力と企画力ある滋賀県小6K君
滋賀県から会いに来てくれた才能ありまくりのシンスクキッズK君(小6)と夏の想い出を合わせてお送りします。
K君との出会いはシン・スクールの「マイクラ安心けんちくクラブ」のインスタ投稿からでした。
マイクラ作品を自分でも発信しているというK君が、マイクラのゲームでオンラインでつながることで、誰かと触れ合ってみたいという事で、シンスクのゲームで学び遊ぶオンラインフリースクールに参加してくれました。
すると、いきなりシン・スクールがレルムズサーバーにて展開する「マイクラ安心けんちくクラブ」のワールドの中で、大人顔負けの計画力を発揮。
K君いわく
「あのさー銀行をつくって、お金みたいなモノでやりとりして、皆で街をつくっていってみようよ!楽しそうじゃない?」
とのこと。
そうしてすぐに作り上げてくれたのがこちらの銀行
そのスキルもすごいなーとは思ったのですが、皆で貨幣を流通させることを楽しもうよ!という考え方は、街をつくって暮らしを楽しもうとしてる!ということで、「それって学校の先生が企画しそうな事じゃん!」と、今、世の中の色々な先生たちが「主体的な授業」に苦しんでいる事を知っているヨッシー塾長は驚きました。
「ゲーム」というと昔のイメージからか、決められた世界の中で遊ぶだけと今のゲームを知らない人からは思われがちですが、今の自由度の高いゲームたちは信じられないほど自由にできることが多く、むしろ今の制約だらけの現実よりも、子ども達が自分自身の発想で自由に「やってみちゃう」事ができます。
この「やってみちゃう」は、ゲームの得意ワザであり、主体的な学びでも大事ですね。
さてそんなK君、マイクラでのみんなとの街づくりだけでなく、1人で楽しむ時間には、自分の大好きな巨大客船を1人で作り上げてしまいました!
す、すごい!
しかも、良く見てもらうと分かりますが、真ん中が大きく爆破されています。
それはK君が保存用と遊ぶ用にちゃんとコピーして、みんなを誘って「一緒に客船を爆破してみようよ」と、思い切って破壊して楽しむのをさせてくれたからなんです。
その他にもどんどん色々な皆で遊べる空間を自由に作っていきます。
では、そんなマイクラ大好きなK君は、そこからシン・スクールでもマインクラフトのスキルをどんどん極めていったか?というと、実はそうではなく、同時に彼が次にハマったのがフォートナイトです。
そう、1つのスキルやゲームでは無く、様々な世界の中で彼は自分らしさ全開で楽しんでゆきます。
ここも「ゲームで学び遊ぶ」のに大事な点で、どうも昭和の親も先生も、「1つのことを極める」とか「スキルや知識」が大事で育ってきているため、マイクラが好きだと子供が言うと「じゃあマインクラフトをトコトンやらせて伸ばそう!」とか、「それが自分の自信になる」とか、「もうこのままプロになるかー」とか、やってしまいがちですが、もう今の必要な技術がどんどん変化する時代、大事なのは、何かのスキルじゃないですよね。
そんな企画力と創る力、みんなへのサービス精神を見せてくれたK君が、フォートナイトで見せてくれたのが、「空母の上でヘリも戦車も飛行機もなんでもアリの撃ち合いゲーム」で、「みんな集めてルール説明をして、じゃあ遊ぼう!」というもの。
こちらがK君の実際の空母ステージ
フォートナイトには、ただ繰り返して戦うモード以外に、「クリエイティブモード」という自分で好きなステージを作れるモードがあります。
ここが他の「バトルだけゲーム」とは少し違う点ですね。
そこでは、戦う子ども達の自由な発想や想いを実現させてくれます。
さてその中身を知りたい!というか遊びたい!ヨッシー塾長が一緒に遊んだ結果で言うと、、、
もうこれゲームじゃん、というか、そのみんなで撃ち合いして遊ぼうよという企画自体が、PTAや居場所とかで大人達が考えた遊びよりも、断然面白いじゃん!というもので、シン・スクールのみんなも誘って一緒に遊びまくりました。
さらにK君、シン・スクールが富山の子供の居場所と一緒にゲーム大会をした際には、また別で、「攻めと守りで別れて戦うストーリー性のある戦場」を用意してくれて、それをその日初めて会った小さな子たちにも優しくルール説明をしてくれたり、一緒に遊んだりしながら、ホスト役になりながらもボクらを楽しませてくれました。
シン・スクール側には、大人はヨッシー塾長1人しか居ないから、ホスト役的に遊んでくれる彼には大助かりです!
そこには、もちろんK君が元々持っている素敵な能力・性質というのもあるのですが、それを後押ししてくれるツールとしてのゲームと、オンラインによるつながり、またそんなゲームが好きな似たような仲間がより彼を活かしてくれたのだと思います。
そして何よりも、学校や勉強について色々な不安との葛藤の中、彼のそれらの活動やシン・スクールへのつなぎなど、自由にやらせてくれた保護者の方の見守りや応援というのが、最も大きな影響があるように思いますね。
【リアルに会えた!】
そんなK君がこの夏、滋賀県から東京都清瀬市のシン・スクールにリアル遊びに来てくれましたー!!
しかも、なんと、シン・スクールで遊んでボクに会うのがメインの目的で、1泊2日の母&息子初めて旅行とのこと。
しかも初めてリアルで会えた時のK君の第一声が
「わー!本物ヨッシー塾長や!会いたかったよー!大好きだよー!」です。
いやーもう泣いちゃいますよ。
とても嬉しいよー!
じゃあ直接会えたから、一緒に公園とかで遊ぶ?かというと、そこがまたシンスクキッズらしさなのですが、「自分の知らない、見たこと無いゲームとかしてみたい」ということで、VRをはじめとした色々なゲームを体験しながら、その中のいくつかを近い距離で会話しながらプレイしました。
(以外にも最新よりもピクミン3にハマってたのが面白いけど)
その常識に縛られない、ピュアな行動ってホントすごいよね。
自分の好奇心と素直な「みんなを喜ばせたい気持ち」を持っていて、相手に大好きー!って言える感じ。
だけど、そんなピュアで高い能力を持ってる彼は、あまり学校では良い想いが無く、むしろ繊細で個性も想像力もあるからこそ、学校に居づらかったように思います。
学校に縛られずに、自分のやりたいことをやっちゃうシン・スクールには、タイプの違いはあるものの、個性があって、才能があって、繊細で、想像力がある、デジタルやオンラインにも強い、主体性がたっぷり詰まった子達が集まっています。
その理由として、シン・スクールが居場所として「ゲームで大人が遊んであげる。何かを伸ばしてあげる。」という考えでは無く、「今の子ども達が伸び伸びと自分と個性を解放して、自由に何かを創ったり、やってみちゃったりする場として、様々なゲームが楽しめる場で用意したい」からだと思います。
これまでは、シン・スクールの良さや、代表のヨッシー塾長の考えを言葉だけでお伝えしてきましたが、フリースクールを追加して1年が過ぎた今、これからは実際にどんな子が集まって、どんな風な成長をしてきたかをお伝えしていきたいと考えています。
なぜなら、シン・スクールの主役はヨッシー塾長でも、保護者でも、もちろん思想や理念なんかではなく、「これからを生きる子どもたち」だから。
今回、ご協力頂き、掲載を了承してくれたK君とその保護者の方、誠にありがとうございます。
これからも継続的に、個性ある子たちが学校以外で、ゲームの学び遊びをしながら成長してきた成果を、シンスクキッズの紹介という形でお伝えしてゆきたいと思います!
シン・スクール
吉澤一雅