改めて、自身の能率性について考える②
前回のあらすじ?
この数日間は業務に忙殺されていて、なかなか考えを発信できる程度まで纏めきれず、投稿が滞ってしまっていた。
それにしても2月は営業日数が少ないので、他月と同じ業務量を捌こうとするスケジュールがそもそm(御託はここまで)
前回は自身の経験をもとに業務のパフォーマンス改善の足がかりとして「五感を使って身の回りを感じ取り、ムフフ感を構築していこう」という話を書いて終わってしまった。
今回はこの続きから。
「ムフフ感」を掘り下げてみる
私の考える「ムフフ感」とは端的に説明すると「今、自分は『ムフフ』となれる環境にいるか」である。
(私なりの貧弱な語彙力で圧縮した結果がこれだよ…トホホ…)
流石に不親切だと思うのでもう少し詳しく。
要は、「お気に入りのモノ、コト、人がどれだけ身の回りにバランス良く存在しているか」である。
言い換えれば、モチベーションが上がる要素を適度に配置しつつ、モチベーションが下がる要素を極力0に近づけていこうぜという話だ。
そうすることで、物事に集中しやすくなるし、結果として能率も上がっていくことになる。
「そんなの当たり前じゃないか!」
仰るとおり。おそらく当たり前の事しか言ってないと思う。
だからこそ、その当たり前を"当たり前"として実行し続けるために、自分なりに言語化して後から振り返られる形にしてみている訳だ。
で、問題はこのムフフ感のある環境をどう構築するか。
そのためには、先ず現状を把握して改善点を明確にしないことには方針が定まらない。
五感のアンテナで環境を知る
現状の把握のやり方は至ってシンプルで、五感を使って感じ取るだけだ。
ポイントとして、「良い悪い」ではなく「快・不快」の軸で捉えてみて欲しい。
あ、先に断っておくと、アヤシイ宗教とかそういった類ではないデス。
例えば視覚の場合
快👍の要素例
→ふと棚に視線を移した時に、友達からもらったプレゼントが飾ってあるのが見える、フフフ…。
不快👎の要素例
→ゴミ箱の配置が遠いせいで、使用済みのティッシュが机に置きっぱなしになっているなぁ。
触覚の場合
快👍の要素例
→今使っている椅子、やはり他のどれよりもおしりの収まり具合が完璧だ。ちゃんと専門店で試座してみて良かったぜ。
不快👎の要素例
→なんかこの部屋、今朝からずっとジメジメとしているような…?
上記はほんの一例に過ぎないが、ニュアンスは伝わったかしら…?(現在の書き手の表現力の限界である)
これを他の感覚でも同様にして、身の回りには必要ない要素、あるとちょっとテンションが上がる要素を2個でも3個でも、とにかく思いつく限り書き出してみよう。
これを繰り返すことで、現状をどんどん可視化していく。
もちろん、これらはあくまで感覚の世界の話だから、出てくる要素は当然人それぞれで絶対的な正解はないのだ。みんなちがって、みんないい。
次に、出てきた要素に対して「『快』を増やすには他に何があると良いだろうか」、「『不快』を減らす、又はこれ以上増やさないためには何をすればいいか」などアイデアを出していく。
ここまで来たらあとは、それぞれの快・不快のゴールから逆算して、手前からできることを1つずつ改善していくだけだ。
大事なことなのでもう一度。1つずつ改善だからね?
一気にやってしまったり、1から100まで初めからガチガチに固めてしまったりすると、ものごとが柔軟性を失い、後から替えが効かなくなってしまうので、これだけは要注意だ。
私が重要視すること
私の場合、特に在宅での仕事において重要視しているのが以下の3点。
部屋の温湿度
部屋の明るさと匂い
空間を縦に利用すること
①まず温湿度。これは本当に大事。
もし今までこれを軽視している人がいたら(過去の私である)今日からでも改善することをオススメする。
実例として私は、夏場は25℃±2℃、冬場は21℃±2℃、湿度は通年で45~55%になるようにエアコン等で調節していて、それをいつでも確認できるように卓上には温湿度計を置いている。
ちなみにどこかで聞いた話によると、クリエイティブな作業に最も適しているのは室温21℃、湿度55%なんだとか。(ソースどこだっけ…)
②次に部屋の明るさと匂い
これもかなり大事。
手元が暗い、光の角度が悪いなどによって、見るためだけに余分なエネルギーが消費される環境ではもちろん生産性はあがらない。(ただでさえ業務では画面とにらめっこしてて眼精疲労があるってのに。)
私の場合、明るさ=正義 という考えのもと、まずは6畳の仕事部屋に調光可能な10畳用のシーリングライトを設けて(大は小を兼ねるハズ)、あとは自然光とデスクライトで微調整といった具合だ。
そう言えば子どもの頃、机に向かっている時によく「アンタ!手暗がりになってるよ!ちゃんと明るくしてやりなさい。」と注意してくれたオカン、時間差のありがとうをここに置いておきます。
そして、意外と忘れがちな匂い。
仕事中ちょっとした離席から部屋に戻ってきた時、なんとなく部屋の空気が籠もっている感じがした経験、ありませんかね?
明らかに部屋の外とは違う空気感、これを自分の仕事部屋に感じたらまず換気。できる限りそうならないようにと、定期的な換気を心がけている。
③最後に、空間を縦に利用すること。
これは要するに「床に物をポイポイ置かないこと」を意識している。
空間を縦方向にも利用できていると全体がスッキリして見えるし、面ではなく空間としてどこに何があるのかが明確になる。
副産物的に、室内にあるモノの定位置も自然と決まってくるので、今感じたい「ムフフ」をピンポイントで摂取することも可能になった(不審者?)
あとがき
ここまで、能率性とその改善手段のうち一人でも完結できる方法について自分なりにまとめてみた。
そして考えを言語化した上で、そんでもって文語調に落とし込むの(結構崩壊してません?)って自分の想像以上に工数が掛かるんだなと再確認できた。
今後もこのような形でその時その時自分が感じているもの、大事にしているものなどをアウトプットしながら、その速度と精度を上げていきたい。