見出し画像

#148 本は「よく噛む」だけで10倍美味くなる。

おはようございます。

子どもの頃に「ご飯は30回噛んでから食べなさい。」と言われていました。
ご飯の味をしっかり楽しめることができるし、肥満防止にもなるからという理由じゃったと思いますわ。でも、口に運ぶたびに30回噛んどったら貴族の食事のように長い長い食事になるけぇ、実際にはそこまで噛んで食べることはなかったんじゃけどね(苦笑)
わしは太りやすい体質じゃけぇ、子どもの頃からその習慣を身に付けとったら、今はスリム体型になっとったかもしれん。親のしつけを守っとけばよ🈩かったなぁと、ささやかな後悔もしとるわ(苦笑)

さて、この「よく噛んで飲み込む」という行為は、本を読む時にも通じると思っています。
もちろん白ヤギさんからのお手紙を食べた黒ヤギさんのように、本をリアルにモグモグするんじゃないでw ここで言う「噛む」っちゅうのは、本の内容を頭の中で反芻するっちゅうことなんじゃわ。
具体的には本を読んだ後に少し手を止めて、上を向いて目を閉じ、書かれている内容を思い出すんよ。
小説なら物語を頭の中でイメージする、ノンフィクションなら印象に残った部分を思い出す。1分でもいいけぇ自分の頭の中で反芻すると、びっくりするくらいスーッと理解できるんよね。
これを「本の咀嚼」と言います。誰が使っとるんかは知らんし、世間で使われとるのを見たこともないけどw

何事も一緒ではあるじゃけど、自分事として考えると理解が速く進むんよね。イメージ的には第二の自分を作り出すというか、憑依をするというか、そんな感じかな。
似たようなことでAB型の性格と共通するかもしれん。
AB型の人って「二重人格が多い」と言われるよね。幸か不幸か、わしもAB型で実際にどこか自分を俯瞰して見とるもうひとりの自分がおるんよ。少し上の方からもうひとりの自分が見てとるようなイメージです。
本を読んだ後ももうひとりの自分が小説の世界観に入ったり、ノンフィクションで書かれていることを実践しとるようなイメージを頭の中で作ると、理解が進むんじゃわ。

もうひとつ大事なのが「過剰なインプットを防げる」ということ。
食事をするときによく噛んで食べると、満腹中枢が刺激されて過食を防ぐ効果があると言われています。これって本を読むことにも通じるかなと思っとるんじゃわ。
現代って情報がありすぎてインプット疲れが起きとると思うんよね。インプットとアウトプットってセットで行わんと効果がなくて、むしろアウトプットを意識して、学んだことをどんどん外に出すことが必要なんじゃわ。
じゃけぇ、本を読む時も読むばっかりじゃなくてアウトプットすることが大事なんよ。
そんな中で、目を閉じて頭の中でイメージをする行為は、想像の中で自分が行動することでアウトプットに近いんじゃわ。お腹がすけば食事をしたくなるのと一緒で、アウトプットでどんどん発信をすればインプット欲が出てくるし、情報の吸収も速くなるんです。吸収が速くなると本を読むことも楽しくなるんよ。

こんな感じで、読んだ本の内容をよく噛んでから飲み込むというのは大事なんじゃわ。
その時には実践する環境も大事で、目を閉じるのも他の情報をシャットアウトするため、上を向くのは想像を膨らませやすくするためなんよ。
じゃけぇ、読んだ本の内容をよく噛むということを意識して、読書に触れてみてください。
まぁ、わしもなかなかそこまではできてなくて、正月もインプット太りをしないか戦々恐々しとるけどw

わっしょい(・∀・)ノ

いいなと思ったら応援しよう!