親が認知症かな❓と思った時、何をしたら良いのか❓
実家に久しぶりに電話した時、訪ねた時に「ん?お母さん、さっきもその話しなかった?」みたいなことがありませんか?
こういう時ひょっとしたら、お母さん認知症になったんじゃ無いかな?と不安になりますよね。
このまま放っておくとどんどん認知症が進んでしまうんじゃないか💦、どうしたら良いのか分からないという気持ちになるかと思います。
そういう方に記事を書きたいと思います。
親が認知症になったんじゃないかと不安になった際、以下の5つについて知っておきましょう!
認知症について学ぶ
相談できる人を探す
認知症の診断を受ける
介護保険の申請をする
ケアマネージャーを探す
上記の5つは状況によって優先順位は多少変わってきます。
認知症であることがほぼ間違いない場合や本人の拒否が強い場合は認知症の診断を受けることを急ぐことはデメリットの方が多い場合もあります。
また相談出来る相手として、信頼できると感じたケアマネージャーと出会えた場合はケアマネージャーに相談できるのでこちらも一気に対応可能です。
介護保険の申請に関しては認定調査を本人の拒否無く受けられるか、主治医は本人の認知症を認識できているかを確認する必要があります。
介護サービスをすぐに受ける必要がない場合とある場合で優先度が変わってきます。
今回の記事で最も強調したいのが
・認知症について学ぶ
です‼️
これは全く認知症はないという親の場合を除き、介護が必要になった方全員が学んだ方が良いかと思います。
認知症になった親とその子供の性格によりますが親が認知症になったことがきっかけで親子関係が悪化することもあります。以下のようなケースだと特にその傾向は強くなります。
認知症の親がせっかち、元々怒りっぽい
認知症になってから怒りっぽい
子供(自分)の性格がせっかち、怒りっぽい
認知症になった親に対してついイライラしてしまう
経験上推測するのですが、多かれ少なかれ認知症の親を持つ子はほとんど全員が該当するかと思います。(私の父も認知症なのでよく分かります^^)
基本的に一過性の認知症でない限り、一旦認知症になった親が元に戻る可能性は低いです。
親が元気な時のイメージが強く、心のどこかで親が認知症であることを受け入れられない
きちんと説明したら記憶したり認識できるのではないかと期待してしまう
認知症の親が悪意があってしているのではないかと感じてしまう
上記のようなことはほぼ全ての子供に該当するのではないでしょうか❓
他人にならできる認知症への対応も親に対しては難しいのが現実です。
他人が認知症の場合は…
認知症患者の昔を知らず、現在の認知症患者としてしか接する必要が無い
過度な期待はせず、あるがままの認知症患者を受け入れられる
過去の親子関係による親との心理的葛藤などがない
他人と親子では全く違うということです。
だからこそ、より深く認知症について学び、自分の心理状態を冷静に見つめる必要があります。
理由は以下の通り
子が親に対して怒りを感じることで認知症の親にさらなるストレスを与えてしまう(悪循環)
介護する子供のストレスをコントロールする事ができず良い介護ができなくなる
子供の仕事や日常生活に支障が生じる
認知症そのものを理解し、認知症の方への接し方を理解することは非常に大切になってきます。
要は認知症の親の介護には認知症の理解とともにアンガーマネジメントが必要になるということです。
介護される親にとっても介護する子供にとっても必要なことです。
けれども現実はそれ程甘くは無いので理屈とおりには対応不可能です。
介護者がアンガーマネジメントするためには休養も必要となりますし、悩みを聞いてくれる人も必要です。
決して1人で抱え込まずに、負担を分散できる方法を考えましょう!