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社会リズム療法を始めた。

私は三日坊主で有名である。(どの界隈で言われてるか知らんけど)

そんな私が、双極性障害治療の一環に「社会リズム療法」というのを始めて1ヶ月が経った。
これについての詳しい説明はむずかしいけど
「生活リズムを整え、対人刺激をなるべく抑えることで躁うつの波を小さくする」もの・・・なのかな?
(専門家の指導なしでやってるので自信がありません・・・)

「ココロのリズム」というアプリで各項目の目標時間を決め、

  • 起床時間

  • 人との初めての接触時間

  • 主活動(家事・仕事等)の開始時間

  • 夕食時間

  • 就寝時間

  • 今日の気分

  • 印象的な出来事

を記録していく。

「ココロのリズム」については下記のリンクよりどうぞ↓

社会リズム療法は過去に調べたことがあるので知ってはいたけど
「こんなめんどくさいことできるかっ!」と放置していた。
どうせ長続きしないでしょ・・・と半分冷めた気分で始めたけど
スマホでの入力なので手書きより続けやすい。
入力に慣れてしまえば歯磨きとか水を飲む感覚で習慣になった。
もちろん個人差はある。
劇的に躁うつがよくなるというものでもないと思う。

それでも、私にとってはやる価値はあった。
まず、寝る時刻や睡眠時間に気を遣うようになった。
以前は好きな時間に寝て朝に二度寝というギリギリの生活だったけど就寝時間を決めるとそれに合わせて夜の行動が定まるので
睡眠不足や夜の服薬忘れで体調悪化・・・という心配がない。
翌日の準備もはかどる。
炊飯器のタイマーをセットしていないから朝食がない・・・
といった悲劇も減った。

そして、自分の行動を客観的に見ることができるので躁とうつそれぞれの時の行動、大体の発症サインや傾向がわかってくる。
上がってくるかもしれないから落ち着こうとか、今はうつだから無理しないでおこうとか、自分で自分を気遣えるようになった。
周りは気づいていてもなかなか患者本人に言えないもの。
特に躁の時は。

規則正しい生活も案外悪くないな、と思えるようになったら安定化への第一歩。
今まで病気の自分を乱れた生活で粗末に扱うことで「なんとなく痛みがあるけど生きてます」みたいな実感があったけど、別に無理やりダークサイドに落ちる必要もないしね。
躁うつでも健全さは求めてええんやで。

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