アカデミー賞のロバートダウニーjrに対して、思うこと。
ロバートダウニーjrがアカデミー賞でのキーホイクァンに対して、アジア人蔑視ではないかと、SNS上で、討論が行われている。
不適切な行為という発言が日本では、目立っている。
だが、ロバートダウニーjrの良さって、そこじゃねとも思うのだ。
自分とは、住む世界が違う感じがいいというか。
人として、欠落している感じがいいというか。
そういう役をやらせたら、彼の右に出る人は、いないと思うのだ。
アイアンマンのトニースタークしかり、トロピックサンダーの黒人役の白人俳優にしかり、シャーロックホームズだって、まともな人徳者じゃない。
そこから滲み出るセクシーさと間抜けさは、表現しようとしても、彼しか、出来ない。
タレントの伊集院光氏が
"憧れのキョンキョン(小泉今日子氏)が同じ楽屋で、コンビニの菓子パンを食べていたことに幻滅した。"
と言っていた。
自分がよく食べる菓子パンを憧れの人が食べていたことがショックだったようだ。
また、お笑いコンビ 浅草キッドの玉袋筋太郎氏も、ビートたけし氏に会いたくないと言っていた。
自分の憧れの存在が壊されたくないのは、当方も、経験があるので、よく分かる。
住む世界が違うってのは、そういうことだと思う。
先日、アカデミー賞作品賞にノミネートした『アメリカンフィクション』をレビューしたが、主人公のモンクの心情に自分は、近い。
はっきり言うと、昨今の
多様性を受け入れないことを受け入れないのに疲れたし。
多様性を受け入れないことを受け入れないことを受け入れないのにも疲れた。
(マルチバースみたいだ。いや、マルチバースにも疲れた。)
オーストラリアで、留学していた際、コリアンのクラスメイトが通りすがりの白人にマックシェイクを投げつけられる事件があった。
当方も、同様に、白人の長身の青年に話しかけても、よそよそしい態度をされたことがある。
ある時、語学学校の様々な人種で、BBQをすることになった。
そこに、ゴミ捨て場にあったバケツとドラムスティックを持参し、アジア人のいないコミュニティの前で、一人、ドラム演奏を披露することになった。
ドラム演奏をし終わると、これでもかと、拍手が起こった。
ドラムをしていてよかったことの大きな一つだ。
その後、その白人の青年から笑顔で、"ドラム良かったよ"と話しかけられた。
こっ恥ずかしさから、よそよそしい態度をとってしまったのだが。。。
日本人は、西洋憧れから逃れる事は出来ない。
先日、亡くなられた鳥山 明氏は、アメリカ憧れの第一人者だったと思う。
ドラゴンボールは、世界的な市民権を得て、鳥山 明氏の死で、エルサルバドル共和国は、国民追悼宣言を行った。
アメリカンフィクションに登場する女性弁護士 コララインの言葉を借りるなら、
"罪を憎み、芸術を憎まず"
当方が言いたいのは、面白い映画作って下さいってこと。
ここまで、読んで頂き、ありがとうございます。
愛してるぜ!!