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【百年ニュース】1920(大正9)5月8日(土)選挙戦最終盤。投票日5月10日は晴れの予想。議席は与党政友会の大勝と予想された。初めての小選挙区制による選挙であったが、有権者が倍増し必要な選挙資金は高騰。のちの政友会幹事長森恪が神奈川7区より初の出馬。塔連炭坑を満鉄に売却し選挙資金を調達。
森恪が売却した塔連炭坑は満鉄所有の撫順炭鉱の東に隣接する鉱区。森は選挙直前の5月3日に政友会公認を得、翌4日に満鉄から30万円を受取り選挙資金に充てた。これは満鉄に売却した塔連炭坑の代金220万円の一部とされた。塔連炭坑は撫順炭鉱のシンボル龍鳳坑の近く。現在でも塔連小区として地名が残る。
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