【百年ニュース】1921(大正10)9月4日(日) 皇太子裕仁親王が宮城賢所を礼拝ののち,上野駅より日光に向かう。田母沢御用邸で大正天皇と貞明皇后に帰朝報告。海外巡遊土産として天皇へはステッキを,皇后にはダイヤモンド入り襟飾などを贈進。道中各地で多くの民衆が日章旗とともに奉迎に出て万歳を唱えた。
昨日無事に欧州歴訪を終え、元気に日本に帰って来た皇太子裕仁親王が宮城賢所を礼拝したのち、上野駅より日光に向かいました。日光の田母沢御用邸では大正天皇と貞明皇后が避暑の静養をしているためです。裕仁親王は日光駅でも盛大な歓迎を受けて、御用邸に入ると両親に帰朝を報告。海外巡遊の土産として天皇へはステッキを、また皇后にはダイヤモンド入り襟飾などを贈進しました。道中では各地で多くの民衆が日章旗とともに奉迎に出て万歳を唱えました。
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