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考え方、って大切

随分昔のことです・・・
起業したての頃、あまりにも知識がなくて、ビジネス本を読みあさっていました。
とにかくインプット、それしかない。
そう決めて、毎朝5時にアラームをセット。
読書の時間を一時間ほど確保していました。

ある時、ふと目にした稲盛和夫さんの言葉。

人生や仕事の結果は、考え方と熱意と能力の3つの要素の掛け算で決まります。
このうち能力と熱意は、それぞれ0点から100点まであり、これが積で掛かるので、能力を鼻にかけ努力を怠った人よりは、自分には普通の能力しかないと思って誰よりも努力した人の方が、はるかにすばらしい結果を残すことができます。
これに考え方が掛かります。
考え方とは生きる姿勢でありマイナス100点からプラス100点まであります。
考え方次第で人生や仕事の結果は180度変わってくるのです。
そこで能力や熱意とともに、人間としての正しい考え方をもつことが何よりも大切になるのです。

稲盛和夫さんの言葉

この言葉を知ったとき、本当に目からウロコでした。
ちょっと整理します。

人生の方程式とは、『人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力』

  1. 能力と熱意は、0点から100点までの範囲があり、どちらか一方が低いと成果も低くなる、といっています。
    つまり、どんなに能力が高くても、努力や情熱がなければ、期待される成果は得られないということです。
    逆に、自分の能力が普通だと感じても、誰よりも努力すれば素晴らしい結果を得ることができる、ということを強調しています。

  2. これに対して考え方が加わります。
    考え方は、マイナス100点からプラス100点までの範囲があり、生き方や物事に対する姿勢を指しています。
    例えば、どんなに能力や熱意があっても、考え方がマイナスであれば、その成果もマイナスの方向に行ってしまうということです。
    逆に、前向きで正しい考え方を持てば、その結果はプラスの方向に大きく進む可能性があります。

  3. 最終的に、能力や熱意も大事ですが、それと同じくらい大切なのは、『正しい考え方』を持つことだと伝えています。
    正しい考え方を持つことで、人生や仕事で大きな成功を収めることができるという教えです。

もっと簡単にまとめてみます・・・
稲盛さんは、能力だけでなく、努力を惜しまないこと、そして前向きで正しい考え方を持つことが、成功の鍵であると言っています。

私はこの言葉を理解したとき、「よし、今よりもっと熱意を強く持とう!!」って思いました。
平凡な私が、生まれ持った自分の能力を嘆いても仕方がない。
それよりも熱意。『やるぞ』と決めたら絶対に諦めない。
そんな努力と情熱で、能力をカバーするんだ
、って思ったんです。

そして、考え方。
プラス思考の考え方。
何ごとも否定的に捉えるのでなく、肯定的に捉える。
悲観するのでなく、楽観する。
そして何よりも、決めたことを実際に行動に移して、結果に変える。

それができたとしたら、考え方もプラスとなって、人生や仕事の結果は絶対に高い数値になる。
そんなことを考えたんです。

本当に考え方って大切ですよね。
マイナスの『考え方』をしていたら、
能力や熱意が高ければ高いほど、大きなマイナスになってしまう。
それはきっと、誤った方向に進んでしまう
、ってことなんですね。

プラスの考え方って、どんな考え方なのでしょう。
目指すところ、
・明るく朗らかである
・自分を愛して人を愛する
・切磋琢磨、仕事に励む

さらには、
・積極的な行動をとる
・協調性がある
・誠実である
・謙虚である
・感謝の心をもつ
・自分をコントロールする

きっとまだまだありますね。
そんなことをいつも追いかける、考え方をしている。

何れにしても、稲盛さんのこの言葉は私の思考の基準を変えました。

人生には幾つもの岐路があります。
その岐路はいつやって来るかわからない。
いきなり来るかもしれない。気づかないかもしれない。
ですが、岐路に立ったとき、正しい判断ができる自分でありたい。

今も昔もそう思っています。

先人の言葉から多くのことを学ばせていただいてます。
言葉は・・・
人生・命ですね。

今日も読んでくれて、ありがとうございます。
感謝です。

ではまた。

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