行列計算を使わない線形代数 #2 〜 ベクトルの一次独立・基底・次元
■定義2.1(ベクトルの線形結合)
$${v_1, \cdots, v_k}$$を$${K}$$-ベクトル空間$${V}$$の$${k}$$個のベクトルとし、$${c_1, \cdots, c_k\in K}$$とする。これらを使って、スカラー倍と和で定義されるベクトル
$$
c_1 v_1 + \cdots + c_k v_k
$$
を$${v_1, \cdots, v_k}$$の線形結合と呼ぶ。
■定義2.2
$${X}$$をベクトル空間$${V}$$の部分集合