iPhoneをバッテリー交換に出してみた話

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iPhone11を使い始めてから約3年経った。フル充電しても1日で充電0になり外出する際は充電器を持ち歩く必要があった。これがめんどくさくてバッテリ交換に出すことを決意した（バッテリー蓄電容量は83％）。

ちなみに購入して1年以内にバッテリー蓄電容量が80％を切ると無償でバッテリー交換をしてくれる（AppleCareに加入している場合は2年間）。今回は83％かつこの期間を過ぎていたので大人しく自費で修理することにした。

✅1．なぜ買い替えなかったのか？

iPhoneユーザーとなってからかれこれ8年くらい経つが、バッテリーの持ちが悪くなるとそのタイミングで新型のiPhoneに買い替えていた。というのも昔は機能面のアップデートが大きく、購買欲をそそられていたからだ（画面が大きくなる、ホームボタンの廃止、トリプルカメラなど）。

だが、最近は「使いたい！」となるような機能があまりない。たぶん次に買い換えるのはAR/MRグラスを発売する時だろう（2024年とか言われている）。

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また円安や半導体不足の影響もあり最も安い最新モデルでも税込144,800円する（1番高いモデルでフルオプションだと税込266,600円）。画面の破損や動作不良も特に起きていないので、あえて最新に切り替えるインセンティブはなかった。

✅2．どのようにバッテリー交換したか？

主な流れはこんな感じだ

1．Appleサポートから来店日時を予約する
2．予約した日に持ち込み、注意事項に同意したら修理してもらう
3．終わり次第、現物と引き換えにお金を払う

順を追って説明する

1．Appleサポートから来店日時を予約する

Appleサポートの「修理を申し込む」を押し、AppleID、PWを入力すると自分が持っているApple製品製品が出てくる。その中で修理したい製品を選び、修理と物理的な損傷＞バッテリーサービスを選ぶと近隣店舗が表示される。

そこから希望の日時を選択すれば予約完了だ（場合によって最短翌日から取れる）。

2．予約した日に持ち込み、注意事項に同意したら修理してもらう

予約した日に現物を持っていくのだが、事前に20個くらいの注意事項に同意する必要がある（店舗のiPadの画面に質問と回答が用意されている）。住所、氏名は正しいかなど形式的なところも多いが、いくつか注意点がある。

○本人確認書類が必要

予約メールにも記載があるが、本人確認をされるので免許証などを持っていく必要がある。おそらく盗難されたものではないかの確認だろう。

○事前にバックアップを取った方がいい

これも予約メールにあるが、修理の過程でデータが消失する可能性があるらしい。またデータが消えているかは修理が完了した後でないとわからない（データが消えたら購入時の状態に戻る）。

めんどくさがってバックアップを取っていなかったがお店の人から「10台に1台は消失する可能性がありますが今日やりますか？」と言われた。結果的にデータは消えていなかったが、万が一のために次回以降はバックアップは取ろうと思った（アプリのダウンロードやPW入力とかめんどくさいし）。

○場合によってはその日に持ち帰れない可能性がある

上記に関連するが、場合によってお店では修理ができず工場での修理が必要なケースがあるらしい（これも修理が始まってから出ないと工場案件になるかはわからない）。万が一そうなったら、現物は工場から返却されるまでは持ち帰れない。もちろん代替機を貸してくれるようだが、中古モデルかつ容量も少ない型になるので、しばらくの間は不便を感じる事になる。

○改造や非Appleサポートで修理をしていると料金が高くなる（あるいは受け付けられない）

iPhoneを改造していたり、非Appleサポート（街中にある修理屋）での修理歴があると、修理代金が高くなる（あるいは受け付けられない）。これは修理を始める前にお店の人が確認してくれる。

こういったことに同意してから実際の修理が始まる。

3．終わり次第、現物と引き換えにお金を払う

バッテリー交換の場合、約1〜2時間で終わる。私の場合だと「1時間で終わるのでそれ以降に来てもらえれば大丈夫ですよ」と言われた。

なお、交換した直後のバッテリーは充電0の状態である。つまりピッタリ1時間後に受け取ってもその時点では充電がないので使えない。修理が終わり次第お店の人が充電をしてくれるので、1時間15分後など少し後ろにずらしていくと良い。

今回はデータ消失や追加料金などは特になく、定価の9,800円（税込）で修理ができた。83％だったバッテリー蓄電容量も無事100％に戻っていた。おかげで充電器を持ち歩くことなく快適に過ごせるになった。