こうして僕はSNSをやめた
ただ何となく垂れ流されている情報。
それらは押し寄せる波とは違って有象無象。
意味があるとかないとか、こうすればいいとかわるいとか。
人生ってそんなに単純じゃないって気づいたから。
今後、SNSには本来のツールとしてのお役目に戻ってもらう。
そもそも親戚とも交流ないのに、どこの誰ともわからない人たちと交流なんて考えられない。
学校や会社の人たちとも、パーソナルスペースは大切にするように、そう立ち返るだけ。
虚構の中を生きる嘘つきたち
舞台の上で決められた役を演じるのか、舞台から降り、より広い世界で新しい自分を演じるのか。
メタバースで気の済むまで試す、拡張された表現の中で、自分が何者かが浮き彫りになる。実際に演じ、様々な経験を得ることにより、新しい自分が拡張していく。
自分だけの表現へと高まっていくほど、本当の自分に繋がっていく、でも人生は短いことを忘れないで。
エゴの中、欲望のままに生きるのは楽しい?
空虚な人生、満たされない思いを抱いて。
自分でON OFFのスイッチを作り、嘘まみれの虚構の中を生きる。
本当の自分なんてないとそう信じながら。
演じることがすべてだと思い込む。
欲を何かわからぬままに欲望にまみれ生きる悲しき定め。
欲をいやらしいことだとわかりながら、あらがえず卑しく生きる。
経験を成功のための糧だと思い違い、次は失敗しないと思いあがる。
悲しき輪廻の中を生きる屍。
みんな嘘つきだ。
自分と自分以外の関係性
虚実と虚構まみれのこの世界で、偽りの自分を生きる僕たち。
いつか偽りが誠となる日まで。
自らにとって、確かなものを探し求めるのが人生ならば。
どうして僕らは生まれてくるのだろう。
いい加減、偶像を追いかけるのをやめよう。
自分の周りの幻想、虚構の仕組みに気づいて。
周りの存在の尊さに気付いているかい?
自分の心の投影だと言ったら笑うかい?
見える触れる、現実でしょって言うかい?
それでも言うね、それあなたの心だよって。
映画のラストシーンみたいに、秘密にしているわけじゃないんだ。
これからの世界で起こること、それは現実で生きる人と、メタ的な虚構で生きる人とに分かれる。
メタジーザス的な存在、つまり人工知能に管理された世界と、目覚めた人たちが協力し支え合いながら生きる現実とに。
やがてすべての分野でAIが人間を凌駕し、ようやく人間は自分が何なのかを悟るのです。