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無償の愛 自分への愛

自分を愛せていないのに、どうやって他者を愛せるでしょう?
自分を気持ち良くさせてくれたら、同じだけそれを返してあげる、なんて傲慢な考え。

つまりこの世界では、自分が他者に無条件の愛を抱ける、そんな利他の心を有する人々にのみ同じだけの愛が降り注ぐというだけのこと。そして、自分を愛するために必ず必要となるのは、心穏やかに過ごすということ。

にもかかわらず、誰がなんと言おうとも、何度言おうとも、大半の人々は自分が穏やかに暮らすことに罪悪感を持っている。そんな悪循環の中を生きてしまっている。

たった一度だけでいい、自分を極限まで甘やかし、そうして何が起こるかを体験してみてください。

そしてその奇跡の体験を周りの人に分けてあげてください。

愛するためにはお金が必要、そのために良い会社、良い学校、効率のいい仕事、楽に稼げる話。
ほら、全部が逆になっている。

大事なのはいつだって自分の在り方なのに、先立つものを追い求め続ける。これじゃ自分を大切に愛することなんてできっこない。

何もなくとも自分がただ生きていれば、誰かを愛することだってできる筈。

自分でいられることに感謝

朝起きて、心臓が動いていて、呼吸がある。

そして、私だと自分を認識できる、それで十分だと感じられる。

私でありがとう。

この自分本来からスタートしない限り、何も始まりようがない。

すでに自分が持って生まれているその答えを、外の世界に見出そうとしているから。

外の世界で見つけた一時的な豊かさを手放さない限り、より自分に一致した答えは見つからない。

いま自分が見ている世界、それってある意味で自分とは無関係なことを確認するためのもの。

世界のすべてを否定して、自分の中にある答えにたどり着いたとき、ようやく自分だけの人生が始まる。

感謝の心と共にスタートするのだ。

いつも何度でも (木村弓) /ダズビー COVER

◆著者紹介

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なすの
いつも本当にありがとう。 これからも書くね。

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