主訴をおさえておくことの重要性
私は総合病院で総合内科医(hospitalist) として、幅広い内科疾患の入院診療を行っています。
その中で気付いたことを残していきたいと思います。
今回は主訴をおさえておくことの重要性についてです。
ある日こんな事例がありました。(架空の症例です)
ある患者が右太ももの激痛でA病院を受診しました。
あまりにも痛がるためA病院の医師は骨折を疑いました。
A病院には整形外科医が不在でありB病院に紹介となりました。
B病院についた患者を検査したところ心電図に異常がみつかりま