【No.123】寛容派vs不寛容派 エレベーターコミュニケーション論争
職場の同期の「迷惑な」おしゃべり好き
職場の同期(女性)におしゃべりな同期がいる。
入社当初はあまり話す機会がなかったし、自分と異なるオーラを身にまとっていたので近寄りがたい感じがしていたのだが、ある些細なことがきっかけで急に仲良くなった。
その同期が本当によく話す。
廊下で会ったときは最後。必ず話しかけてくる。
40過ぎてからは、よほど仲良くないと廊下で長時間立ち話しないのだが、この同期に関しては一方的に話しかけてくる。
お互いに職場での付き合いが長いので分かっているだろうけど、自分はこの同期に会うと結構な割合で眉間に皺を寄せる(笑)。
話すだけならまだ良いのだが、この同期の困っている点はその会話の内容だ・・・。
エレベーター内の会話に寛容派?不寛容派?
今でもはっきりと覚えているのが、自分が若い時に上司とエレベーターに乗っていた際に、途中からこの同期が乗ってきて、開口一番、
「よしまるくん、最近仕事どう?暇している?上司とうまくやっているの?」
・・・当然、すぐ近くにいる上司にまる聞こえ。
「こやつ、俺を貶めようとしているんじゃないか」と本気で疑った瞬間だった(今なら笑えるかもしれないが当時は笑えず)
エレベーターという密室でそれをやられるともうどうにもならないし、そもそもエレベーターで会話ってするものなのか考えてしまう。
知り合い同士だけなら会話する。
ただ、不特定多数の人が乗っているときは誰がどのように聞いているか分からないし、自分が逆の立場だったら、「エレベーター降りてから話したら?」って思う。
聞こえてくる内容も急を要する案件とかならまだしも、他愛のない聞いていて不快にさえ感じる内容もあり(職員の噂話とか最たる例・・・)、こんな密室で聞かされたらたまったもんじゃない。
要するに、エレベーター内は時と場合を考えて会話してほしいというのが自分の願いである。その空気感は読んでほしいと切実に願っている。
よって、どちらかと言ったら「不寛容派」。
エレベーター降りてから思い切り話していただきたいのが本音だ。
余談だが、昨日のお昼休みのときに、そのおしゃべり同期と一緒のエレベーターになってしまった・・・他には不特定多数の人々が。
とても嫌な予感がしたので、目が合ったときに思い切り眉間に皺を寄せたら、ニコニコしながら、
「よしまるくん、相変わらず険しい顔してくるね(満面の笑み)最近仕事はどう?」
嫌な展開になりそうだったので、俯いて他人のふり作戦。
そうして無視していたら、
「そういえば同期の○○くん、第一子生まれたよね!良かったね〜!」
それ、本人から言いたかっただろうし、自分も本人から聞きたかった話題・・・(それまで知らず)
エレベーター内で会話はしたくない派だが、こればかりは黙っていられなかった。
「それ、本人から聞きたかったやつ!なんで言っちゃうの!コラ!」
しーんとしたエレベーター内で響き渡ってしまった非難の声・・・しまった!ついつい相手に乗せられた!!
彼女は空気が読めない。
若いときから変わらない甲高いノリの声で、
「え、ダメ?ダメだった?言っちゃダメな理由あったの?」
知らんがな!!(心の声)
・・・もうお互いに40過ぎのおっさんおばさんだから、こんな不毛なやりとりは止めましょう。40過ぎだということをそろそろ自覚して欲しい・・・(こちらからは「良いお歳ですよ、お前さん」とは言いづらい)。
皆さんは、エレベーター内での会話には、寛容派ですか?それとも不寛容派ですか?
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