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【No.126】情熱note【クロサキナオ/作家▽人気noterの起業からnote始動までの軌跡を書籍で辿る】



葉加瀬太郎の「情熱大陸」に乗せてお届けします(前奏で読み終わっちゃうかも(笑))


遅ればせながらの読書感想文


先月ごろからⅩでもお世話になっている、クロサキナオさんの著書「少しだけ昔を語っても?私がnoteを始めるまで」をつい最近購入した(書籍版)。


※クロサキナオさん記事より引用

■電子書籍版(アンリミ対応)が発売されました▽

■書籍、好評販売中▽


書籍発売後、主要なクリエイターさんたちが早速購入して感想記事をどんどん投稿していたが、自分は他に読みたい本がたくさんあり、結局今日まで購入を控えてしまっていた。

今も他に読みたい本があり、クロサキナオさんの本は合間に読もうかと思ったが、自伝好きな自分としては途中で他の本と並行して読むことができず、昨日のうちに最後まで読んだところ。

クロサキナオさんにはⅩで事前に「感想文書きます!」ということは伝えていたのでこれから感想文を書くのだが、感想文がかなり苦手・・・小学校のときに母親に書かせたくらい苦手(笑)。

よって、読書感想文というよりかは、著書を通じて自分なりに感じたことや考えたことを気ままに書こうと思う(それが読書感想文と言っていいのか・・・)。

なお、感想文中においては、クロサキナオさんのことを「著者」と呼び、自分のことを「筆者」とする。
他人行儀っぽくなるが、「作家・クロサキナオ」への敬意を表してそのように書くことにした。その点ご容赦願いたい(特に熱狂的なクロサキナオさんファンに対して)。



人間であるからには切り離せない「2つのワード」


あまり中身に切り込むとまだ読んでいない方がいると思うので、物語の詳細については省き、読後、筆者がどう感じ、どう考えたかとお伝えする。

著者の物語でキーワードとなるのは「人間関係」「お金」の2つのワードだ。
これは人間として生きていくためには絶対に切り離せないことだ。
人間は一人では生きていけないし、お金もないならなおさらだ。また、人間関係とお金は密接に関わっており、どちらかが上手くいかなくなったら、もう片方も上手くいかない。

著者の物語を通じて、この2つのワードの重要さがよく表れている。
人間関係の中でも「家族」「社員」の話があり、著者の苦悩の描写が描かれている。これはどんな人間に関しても起こりうることで、幼少期より何不自由なくのうのうと生きてきた筆者ですら人間関係に苦悩した時期があった。

特に「家族」となると、切り離すには相当な精神的苦痛を伴う。
「家族」との関係に気持ちが揺れ動く著者の描写は、普段接しているⅩやnoteのような立ち振る舞いからは想像できない。

そういった「人間関係」と「お金」に振り回されながらも今日まで乗り越えてきたからこそ、現在の位置を築き上げられたのだと思う。


自分とは異なる体験ができる「疑似体験」


著者は「経営者」の顔を併せ持っていることから、著書においても「経営者」の視点から書かれていることが多い。

読者の方々には経営には疎い方々もいるだろうし、筆者も行政で働いている身であることから経営者の観点からの考え方には疎い。

よって、著者のように経営者が執筆している本を読むことによって「疑似体験」をし、経営者の立場からの考え方や思考を学ぶことができる。

「自分がそのような立場にないから読んで学んでも無駄。自分の立場に合った本で学べばいい」という方もいらっしゃるが、それではいつまで経っても同じ身分、同じ役職、同じ考え方にしかならない。

自身とは畑違いだろうと避けたりせず、たとえそれが10%でも自分のものにできれば本を通じて疑似体験した価値は十分にある。

著者に関しては、大企業の経営者と比較して身近な存在であることから、経営話を敬遠してしまう方でもきっと読みやすい内容となっているため、書店で並んでいるような経営者たちの自伝とは趣が異なり、手に取りやすい内容ではないか。


憧れで終わってはもったいない


今回の著書を読んだ後、読者から数多くの賞賛があったと思うが、筆者が伝えたいことはこれは決して「夢物語」ではないということである。

  • クロサキナオさんだからこんな物語が書けた

  • クロサキナオさんだからこんな努力ができた

  • クロサキナオさんだから本の出版ができた


など、「クロサキナオさんだから」と言って思考停止していてはもったいない。

著者はnoteにおいて様々な有益情報を発信している(ご存じのとおり一部メンバーシップ限定や有料記事がある)。
著者の考え方を貪欲に吸収し、「著者のマインド+自分の強み」をもって新たな視点で取り組む、そういった読者だけが今後も息の長いクリエイターになるだろうと考えている。

著者も読者に憧れを抱かせるだけで執筆しているわけではないだろう。
その他にも読者の今後の成長を促すメッセージも多分に含まれているはずだ。


その隠れたメッセージをどう受け止め、今後どのように活かしていくか、それは読者自身の判断に委ねられることになるだろう。


最後に


今回の物語は、著者にとっては人生のほんの一部だ。

今後、就職する前の幼少期~学生時代のことを書くかもしれないし(もしかしたら他の記事で語っているかもしれないが)、数年後に今回の自伝の続きを書くかもしれない。

もし次回作があるとすれば、今度は読みたい本が大量に積ん読されている状況であっても、優先して読みたい。

余談だが、今朝も日曜日のはずだがXで【ねこかつ】と称して4:22にポストしているあたり、憧れを通り越して畏敬の念すらあるが、こればかりは真似ができないし、仮に真似していたらさすがに身が持たない(笑)

「作家・クロサキナオ」全てを模倣するのではなく、自身のタイプに合う点を見つけ、自身に磨きをかけることが大切だ。

著者の今後のさらなる活躍を期待しつつ、筆を置くことにする。


(令和6年11月 都内のとある図書館にて)



・・・こんな感じで解説する作家になりきって書いてみました(笑)

終わり



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