自分の心に深く潜って書くことが好きだ。
都内の大企業での競争に疲弊したことをキッカケに他人が創ったルールやヒエラルキーの中で優秀であろうとすることをやめ、地方移住&独立起業して新たな生き方を創っている山田です。
自分の経験&知見を活かし、内向性の高い人がマイペースに豊かで幸せなライフ・キャリアを歩む支援をしています。
(※「内向性(型)」の詳細は以下記事をご参照ください。)
僕は2年前に大企業を退職し、対話でメシを食いたいと個人事業を1年間しました。結婚などもあり1年前に再就職したのですが、やはり自分は対話関連の事業を自ら創りたいと考え、今一度個人事業を始めることに決めました。
対話関連の個人事業を始めるにあたり、自分自身が好きなことや自分の経験を改めて棚卸する中でいくつか発見がありました。
今回は「自分の心に深く潜って書くことが好き」という自己発見があったので、そのテーマで記事を書いてみたいと思います。
■自分の心に深く潜って書くとは、どういうことか?
これまでを振り返ってみると、私が「自分の心に深く潜って書く」をしたときとは、
・卒業や転職など、人生の節目にnoteやFacebookの投稿を書いたとき
・大学卒業直前の3月に、出身小学校で授業のゲストスピーカーをするために発表内容の原稿を書いたとき
・就職活動中の自己分析を通じて気づいたことを、恩師へ伝えようとメールを書いたとき
など、自分の弱さや心の痛みを直視し、その上で未来に踏み出すタイミングだったように思います。
それを考えると、私にとって「自分の心に深く潜って書く」とは、「過去の場面や風景を想像して当時の感情をじっくり味わい、時間経過や自分の人生の奥行きを感じる。その上で今の自分の腹の底から湧き上がってくる想いに耳を傾け、言葉を紡ぐ」ということなのかなと。
いわゆる、エモい気持ちに酔うってことなのかもしれませんね。
■山田ズーニーさんの存在
「自分の心に深く潜って書く」というテーマで文章を書いていてふと私の頭に浮かんだのがこの方。
文章表現教育者・作家の山田ズーニーさん(以下ズーニーさん)を知ったのは私が大学5年生だった2014年の秋。
大学卒業を半年後に控え、就職先や将来について悩み模索していたタイミングでした。
ズーニーさんのコラムは、”職場における周囲とのコミュニケーション”、”仕事に限らない人間関係”、”自分の気持ちとの折り合いのつけ方”など、コミュニケーションや気持ちに関するものが多いですが、全てに感じるのは「この人は、多くの人が目を逸らしたくなるような心の領域に深く潜り、そこで見つけた言葉を一つ一つ丁寧に紡いでいる」という印象。
ズーニーさんの文章を読んでいると自然と感情移入し、文章に出てくる場面を追体験してしまいます。
人とのすれ違いや自らの至らなさを直視することなど、自らの心の琴線に触れるヒリヒリした緊張感と、それを乗り越える気持ちよさを味わえている気がしています。
そのような感覚を味わえる時間が自分は好きですし、ズーニーさんの提唱する文章についての考え方を踏まえてまた日々書き続けることで、自分は幸せを感じながら生きられるのではないかと、気づきました。
ズーニーさんの「ほぼ日刊イトイ新聞」での連載や、YouTube動画があったので、興味ある方はぜひご覧ください。
■過去と今だけではなく「未来の自分の気持ち」も味わい、言葉にしたい
この記事を書く中で、「過去の風景を想像して当時の感情を味わい、言葉にすること」は、自分がフロー状態になるためのトリガーなのかもしれないという気づきがありました。
同時に、「心惹かれる未来の自分が観ている風景を想像し、未来の自分が抱いている気持ちを味わい言葉にすること」をやってみたいと感じています。
認知科学という学問領域でも、望む未来の世界へ臨場感を感じることにより、脳がその世界と整合性を取るために現実を変えようと無意識的に働くことが分かっているみたいです。
過去に書籍で読んだ「未来記憶」という言葉も頭に浮かんできたので、関連する書籍などまた読んで、未来記憶作りのための実践をしていきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました!
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(【大手企業2社、ソーシャルベンチャー勤務、個人事業主】を経て気づいたキャリアについての考え、【都内から地方移住】して感じることなど呟いています)
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