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『稼ぐ話術 すぐできるコツ』 著 金川顕教
【POINT】
稼ぐ人には人を動かし、 仕事を動かし、組織を動かし、そしてお金を動かす「共通する話し方」がある。それは、
① 稼ぐ人は大事な情報だけを具体的に話す
② 稼ぐ人は相手へ気遣いを言葉にする
③ 稼ぐ人は上手にアピールする
① 稼ぐ人は大事な情報だけを具体的に話す
稼ぐ人は二者択一で話す
人生において重要なことはすべて2択。 2択で聞くと相手が 話しやすくなるだけでなく考えやすくなる
稼ぐ人は数字を使って話す
数字は間違えないし誤解されない。 目標を数字にすると具体的になりステップが見えモチベーションが高まる。
結論から話す
結論から始まり結論で締める。 起承転結を意識すると話が丁寧すぎて何を言いたいのかわからない。 余計な情報は省き結論の数を宣言する
2 W 1 H で話す
WHY(なぜ・理由) WHAT(何を・行動) HOW(どのように・方法)この3つの情報を情報を伝えることが人を動かす基本原則
説得せずに納得させる
人は自分の意思で納得したとき、初めて説得される。『ファクト+意見」で納得してもらう。
② 稼ぐ人は相手へ気遣いを言葉にする
相手のメリットを言葉にする
デメリットの中のメリットを伝えてポジティブな感情を生む それこそ人を動かす最大のコツ
相手への気遣いを一言にする
ご馳走になった時のお礼、具合が悪そうな上司の体調を気遣う。この一言が言えるかで、人生は大差がつく
相手の変化を言葉にする
持ち物が新しくなった、髪型が変わったなど。
熱意を数字で伝える
数値化すると具体性が出て伝わりやすい。
③ 稼ぐ人は上手にアピールする
主語を上手に使って自分をアピール
「私」「僕」など主語と入れることで自分をアピール。「一般論+主語」で立派な自分の意見になる。
場の空気を壊して注意を引く
プレゼンなどの中で「ここが、大事なポイントなのですが………」など注意、集中を引く一言を上手く使う。
刺さる言葉で自分を印象付ける
サウンドバイト「短い」「キレがある」「覚えやすい」言葉を二つ以上組み合わせて繰り返す。
自己紹介が上手
シーンに応じて自己紹介を使い分ける。自己紹介は存在理由を表明する場。自分の長所と魅力をアピールする。
【感想】
人間的な魅力、誠実さを持っている人は多いと思うがそこで終わってしまっている人も多い。それだけではいつまで経っても、ただのいい人。
自分の魅力を的確にアピールしていく技術を身につけなければ、稼げる人間にはなれないのだと実感した。
普段から意識さえしていれば使えるテクニックばかりなので、意識して実践していきたいと思った。