悪魔の液体を復活させる魔術
あなただけに『悪魔の液体を復活させる魔術』教えます。
その魔術を習得したのは、コーヒー中毒患者の私が貯金もないのに無計画に仕事を辞め毎日だらだらと過ごしていた時期でした。
ちなみに、『貯金もない』その時期は文字通り貯金はありませんでした。銀行口座に数百円くらいはあったかもしれませんが、千円以下でATMではおろせない金額でした。
確か、朝起きるとテーブルに母親が1000円置いて仕事に行っていました。その千円はタバコ代に消えていました。余った五百円は何に使っていたのか覚えていませんが、コーヒー豆は買えないな、、、と思っていた記憶があります。
その時コーヒー豆は買えないし贅沢は言えないから、実家にあったインスタントコーヒーをしょうがなく飲んでいました。
何日目かのまずいコーヒーを飲んでいると、突然耳元に悪魔が囁きが聞こえてきました。
『その不味いインスタントコーヒーを全力で入れてみろ』と。
皆さんに分かる言葉で言い換えると、
『インスタントコーヒーを全力で淹れて、最高に美味い悪魔の飲み物にする方法』
をお伝えしたいということになります。
所詮インスタントコーヒーではありますが、その「所詮インスタントコーヒー」を全力で作ってみたらどうなるのか
結果から言うと、豆から淹れたドリップコーヒーと全く遜色ない味になります。
朝から美味しいコーヒーを飲みたいが、流石に平日は仕事前に豆から淹れる時間は無いという人は多いと思います。
そんな時は、インスタントコーヒーをサクッと淹れてみましょう。
コーヒーが好きな人の中にはインスタントコーヒーは「泥水だ」、インスタントコーヒーを飲むくらいなら麦茶でいい、という硬派な方もいると思います。
しかし、忙しくて夜遅くまで仕事をして寝坊した朝に是非試してもらいたいのです。
【インスタントコーヒーはどのように作られているのか】
実はインスタントコーヒーは、一度普通に入れたコーヒーの水分を飛ばして作っているのです。
なので元を辿れば普通のドリップコーヒー。
フリーズドライ製法で作られたインスタントコーヒーは、ドリップコーヒーを急速冷凍し、砕き、真空状態にし水分を蒸発させて作っています。
フリーズドライ製法はコーヒーをインスタントコーヒーの粉にする過程で、熱を加えないため風味や香りを損いにくいのが特徴です。
つまり理論的には、インスタントコーヒーでもやり方次第でドリップコーヒーと同等の香りと味を復活させることができるのです。
それでは前置きが長くなりましたが、今から皆さんにその魔術を伝授したいと思います。
《ステップ1》カップにお湯を入れて30秒程温めて捨てる。
《ステップ2》インスタントコーヒーをカップにお好みの分量入れる。
メーカーが推奨する規定の分量はティースプーン一杯(2g)に対して、お湯140mlだそうです。インスタントコーヒーを淹れ慣れないとなかなか自分の好みの濃さというのがわからないかと思います。初めは推奨の分量がいいかもしれません。
《ステップ3》1/5位水を入れる
ここで大事なポイントになるのが、「お湯ではなく水を入れる」という事です。コーヒーには澱粉が含まれており、その澱粉が高温で固まってしまうためどうしても初めにお湯で溶かすとインスタントコーヒー感が出やすくなってしまいます。
《ステップ4》悪魔に祈りを捧げながらめちゃくちゃかき混ぜる。
少量の水で溶かしてカップを斜めにして最低30秒はかき混ぜて下さい。
《ステップ5》さらに1/3くらいお湯を入れてめちゃめちゃかき混ぜる
ここでようやくお湯の登場です。さらに30秒狂ったようにかき混ぜて下さい。
《ステップ6》よく混ざったら、お湯を糸くらいの細さで垂らし適量になるまでめちゃめちゃかき混ぜながら入れる
《ステップ7》完成!
以上が『褐色の液体を復活させる魔術』です。
簡単でしたよね。簡単なんですが、この方法を試せばあなたは毎朝たった2分で出勤前の忙しい時間に美味しいコーヒーを飲みながら優雅な時間を過ごすことが可能になります。
このやり方でドリップコーヒーに遜色ないコーヒーの味がになるんです。なぜなら、コーヒー通が「泥水」と馬鹿にしているインスタントコーヒーは元を辿ればドリップコーヒーだからです。
ちなみに、働き始めた私が給料日にまず買ったのはコーヒー豆でした。待ちに待ったホンモノのコーヒーを淹れたのですが、全く違いが分かりませんでした笑。
インスタントコーヒーを飲み慣れてしまったというのもあったとは思いますが、悪魔に魂を売ったのではないかと思えるくらい美味しいコーヒーが淹れられます。
今すぐ試して、感想を教えてください。
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では。