
【らんまん】踏まれて強くなる 4/6感想【第1週・バイカオウレン※ネタバレ】
「らんまん」第4回の感想です(この後はネタバレとなります)。
今日は辛い場面が多いお話でした。
番頭の息子、竹雄(井上涼太さん)は、万太郎の祖母・タキ(松坂慶子さん)から、万太郎のお目付け役を言いつけられます。竹雄は、祖母の目を盗んで度々家から抜け出す万太郎に手を焼く日々。
無理やり連れ戻されたことに腹を立て、万太郎は竹雄に蹴りを入れたり、「ガブ!」と嚙みついたり…悪い子ですね…
姉の綾は、酒蔵に入り込んだ万太郎を追いかけて酒蔵に入り、「おなごが入ると酒が腐る」と厳しく責められます。夕食も抜かれてしまう綾。可哀想すぎます…
そんな中、万太郎の母が危篤に。万太郎は「嘘じゃ!」と綾を問い詰めます。綾は「ききわけのないこと言わんで!」とたしなめ、後でこっそり「おかあちゃん…」と涙を流します。
万太郎のワガママと、周りの困惑ぶりが強調されている回でした。「バカ!」など言葉遣いも悪く、どうにも困ったちゃんですね。。
今日印象的だったのは、万太郎が神社で見つけた草「オオバコ」。「踏まれて強くなるんじゃ」というようなセリフがあった気がします。登場人物たちが置かれた厳しい状況とリンクするような言葉ですね。
オオバコは人が踏むことで種子が散布されるので、むしろ踏まれていることを望んでいるといった方がよいのかもしれません。維管束が強く、ちょっとの衝撃ではちぎれないという特徴もあります。
最後のイラストも「オオバコ」。描いたのは、万太郎を演じる森優理斗さんだったようです。上手でした!