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手しごと雑記:紅型ちりめんの巾着袋
こんばんは。
最近、時間に余裕ができたので、美しい和布で布小物をつくる針仕事にはまっています。
和布は、テキスタイルとして完成しているものが多いためにシンプルなデザインの物でも一つ一つに個性のあるものができ、完成するたび驚きがあって楽しいです。
今日は、紅型ちりめんの古裂をとりよせました。
ネットで買っていますので、画像で見る色には実際とちがっていたりするので、毎回届くのをドキドキしながら待っています。
綺麗に洗って梱包してあり、すぐに使える気持ちのいいお品でした。
柄は鳩羽色(グレーがかった薄紫)の地に紅色や紫の菊花と青系の流水が中心となった紅型紋様が散りばめられている、古典的な紋様でははありますが、鮮やかな色合いから、ちょっとポップな印象もあります。
生地はしぼのあるちりめん、柔らかくてふんわりした手触りです。
柄の構成が反物の幅で完結していたので、反物の幅のまま切らないでおき、ちょっと大きめのマチのある巾着袋をつくりました。
紋様の色と合わせて裏地の色と紐は青を選びました。
レトロかわいい和小物ができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1667394243697-jZozy2qZWq.jpg?width=1200)
一度は捨てられてしまったただの古裂が、自分の手で価値のあるものに生まれ変わることに喜びを感じます。