職場放浪記(11) ベテラン外崎さんが旧態依然の働き方を変えるには
社歴20年もあるベテラン外崎さん
経験があるから成功するというわけでもないから難しい。
というのも、外崎さんと若い人と比較すると実行度や理解度が非常に低いと。
何故かと考えた時に人の話を基本聞いてない。聞いているフリをする。恐らく、外崎さんには様々な成功体験や尊敬する先輩からの教えが凄く残っているのだろう。だかこそ、今の色々な指導は自分が体験したものや、教わった事と違うとなってしまう。それはこれだけ依頼人のニーズが変わっているから必然的だと思うけど、なかなかそういう結論にはならない。
そういった旧態依然のものからやり方を変えられない方への指導方法を考えてみる。
旧態依然のやり方に固執する人への指導方法には、以下のようなアプローチがあります。
1. 目的や意図を明確にする:変化を求めること自体が目的ではなく、なぜ変える必要があるのか、何を得たいのかを明確にすることが大切です。また、変化に対する不安や懸念を共有し、共感することも重要です。
2. 小さなステップで進める:急激な変化は抵抗感を引き起こすことがあります。従って、小さなステップで段階的に変化を進めることが有効です。具体的には、新しいやり方を試すための短期的な実験を提案することができます。
3. 説得よりも体験を重視する:口で説明するよりも、自分で実際に試してみることで、変化に対する理解を深めることができます。実際に新しいやり方を体験してみることで、変化に対する抵抗感を軽減することができます。
4. 成果を認める:変化に対する努力や成果を認め、肯定的なフィードバックを与えることが大切です。また、失敗を恐れずに、変化に対するフィードバックを共有し合うことも重要です。
5. メリットを明確にする:新しいやり方を採用することで、どのようなメリットがあるのかを明確にすることが大切です。具体的に、新しいやり方によって生産性が向上し、より良い成果が得られることを示すことができます。
以上のアプローチを用いることで、旧態依然のやり方に固執する人への指導を効果的に進めることができます。
改めて、マクドナルドの創業者レイクロックの自伝「成功はゴミ箱の中に」というタイトルが骨身に染みてくる。