下石レモン

「おもしろきこともなき世をおもしろく」 客観的に見れば苦労が絶えないわけですが、それはそれで笑いへのいざないであると思うと楽しいものです。 という意味のわからない戯言を書きます。

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「おもしろきこともなき世をおもしろく」 客観的に見れば苦労が絶えないわけですが、それはそれで笑いへのいざないであると思うと楽しいものです。 という意味のわからない戯言を書きます。

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最近の記事

氷河期を生きる(0)

私は1976年に生をうけ、東京都目黒区で育った。 それだけを聞くと、色々な方にキラキラとした目で見られるのだが実態は違う。 妻からは「何、その昭和の考え」とディスられる事を少し綴ろうと思う。

    • 職場漫遊記(16) 食事会での会話②

      食事会は上司はまわし役に徹した方が盛り上がる気がする。 どうも自分の話をすると自慢話のようになってしまう。だから、なるべく、自分の話というより周りに話して貰うようにしている。 意外に自分の話をする事を照れながらも、徐々に乗ってくると、数々のカミングアウトがあり、それがまた盛り上がる。 ただ,回し方は気をつけないとハラスメントになるので、これはこれで技量が必要であったり、そこにちゃんとツッコミを入れてくる雰囲気を作ることが大事になる。 なんて

      • 職場漫遊記(15)食事会での会話①

        コロナ5類化により会社の食事会(飲み会)での規制も緩和された。 お酒な好きな私として、お酒の場を楽しくしようとする事はある意味当然な事だと思うのだが、実際にそうなっている気がする。 先にお伝えしておくと、これは自負であるので、ある意味、自負ほど当てに有らないものはないなと話半分で読んで頂ければ幸いに思う。 では,何故、私が食事会を楽しく出来ているという自負があるのは、当然と言えば当然だけれども、ぶっちゃけトークがあるという事。これは私もそうだし周りもそう。 僕は自分の

        • 職場放浪記(14) 新入社員③ 仕事は長期距離走 

          昨日、新入社員の大久保くんが悩んでいるので話を聞いて欲しいとの依頼を受けて話を聞いた。 新入社員はよく同期の進み具合を気にして一喜一憂する。それはそれでいい作用をする時もあるし、逆に自信喪失で思考停止になる人もいる。 私はこんな時にこんなアドバイスをしている。 今ついている差は短距離走で見ると大きな差があるかもしれないが長距離走で見ると全く問題にならない差である。 マラソンで最初の1kmで人より差が出ているという事に一喜一憂するだろうか。 それによって自分のペースをい

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        • 氷河期を生きる
          1本

        記事

          職場放浪記(13)リーダーはオーケストラの指揮者

          支店長をしている小泉洸太くんから、リーダーシップについて相談を受けた。 この手の相談を受けた際に、ドラッカーの例えから拝借して「オーケストラの指揮者の様に」と例え話をする。 私の中でもこの例えが一番しっくりくる。 曲全体のイメージを持ち、一つ一つの楽器の出し入れを調整して一曲に仕上げる。 指揮者自体はなんの音も出していない。 同じ曲なのに指揮者によって曲の感じが全く変わるというから面白い。(私にはそこまでは分からないが…) その分野に精通しながらも、自分では音を出さずに

          職場放浪記(13)リーダーはオーケストラの指揮者

          職場放浪記(12) 名前からイメージの先走り

           先日、見かけた店の店頭のメニューには「朝〆の鶏肉を使用した焼き鳥」と書かれており、それが昼から開いている店であることに疑問を感じた。 同僚にその話をした際には、朝に仕入れた食材が昼に店頭に並ぶためには迅速な対応が必要であると同意しつつも、「実際にその日の朝と書かれていたか」と尋ねたてきた。 実際には「朝〆」という表現を見て、私が勝手に「今朝」と解釈していた可能性があることに気づいた。 そして、店側は何も偽りのない表現をしているかもしれない、という結論に至った。 この

          職場放浪記(12) 名前からイメージの先走り

          職場放浪記(11) ベテラン外崎さんが旧態依然の働き方を変えるには

          社歴20年もあるベテラン外崎さん 経験があるから成功するというわけでもないから難しい。 というのも、外崎さんと若い人と比較すると実行度や理解度が非常に低いと。 何故かと考えた時に人の話を基本聞いてない。聞いているフリをする。恐らく、外崎さんには様々な成功体験や尊敬する先輩からの教えが凄く残っているのだろう。だかこそ、今の色々な指導は自分が体験したものや、教わった事と違うとなってしまう。それはこれだけ依頼人のニーズが変わっているから必然的だと思うけど、なかなかそういう結論に

          職場放浪記(11) ベテラン外崎さんが旧態依然の働き方を変えるには

          職場放浪記(10) 失言男 吉川勇人

          コンプライアンスの中でもハラスメントというのが社会で取り上げられるようになり、かなり時間も経つが、起こる現象も日々変化していると感じる。 先日、勇人さんの発言が気になると言われ、先日,直接注意指導をした。 件数も色々あり言われている人も大勢いたので,これはかなりの問題だなとかなりの方に事実確認をした。 その時に、不思議なことに、勇人さんから言われた本人達とは、誰一人発言の一つ一つを全くに気にかけていなかった。 皆、口を揃えて、「それ確かに客観的に聞くと不味いですね、ハハハ

          職場放浪記(10) 失言男 吉川勇人

          職場放浪記(9)新入社員②

          先日、新入社員にどのようにして業務知識を積み上げるのかと言う質問を受けた。 その際に以下のようにお伝えしている。 会社にあるマニュアルというものは非常に大事である一方で、殆どの社内マニュアルは手順書になっていてる事が多いために、目的であったり、その背景や効果効能への説明が不十分である事が多い。その為に、いざ人に教える立場になった時に困る方が多い。 専門書というのは読者に納得してもらわないと意味がない。これをやったらうまく行きますのHOWTOのみでは恐らく読まれないだろう。

          職場放浪記(9)新入社員②

          職場放浪記(8) 社長の自慢の鉄板焼き屋

          取引先の社長がたまには食事に行こうとお誘いを受けて、社長自慢の鉄板焼き屋に行った。 様々な経験をしてきた社長の話はどれも深みがあり、勉強になる。ただ、勉強になりますというと「下石くん、実践やで」と感服する。 社長が「ここ鉄板焼き屋は何でも美味しいから好きなものを注文しなさい」と同行させた部下の内山田さんにいうとメニューを見ながら、 「生春巻きください」 まあ、好きな物を食べれば良いと思うけど、鉄板焼きが自慢のお店だと思うんだよな〜と後からこそっと伝えておいた。

          職場放浪記(8) 社長の自慢の鉄板焼き屋

          職場放浪記(7) ハムカツ

          先日、たまにお供させてもらう年上の大先輩二宮さん。商談が長引き、昼ごはんをファミマで買い、車で済ませることになった。 二宮さんは朝に買ったおにぎりが食べずにいるからとハムカツだけ買うという。 レジで「袋入りますか?」と聞かれて「ビニールですか?」と店員さんに質問していた。 車で食べている時に、二宮さんに何でビニール袋か聞いたんですか?と質問したら、「コロッケを包む袋かレジ袋か分かんなかったから」と  昭和の肉屋さんでコロッケ買ったら、すぐ食べるからと裸で渡されたのがフ

          職場放浪記(7) ハムカツ

          職場放浪記(6) 「新入社員」

          今年入社した新入社員と話をした。 印象としては思考力が非常に高いが対人能力は以前より落ちていると思った。 そして凄く失敗を恐れるような部分を感じた。 「一番の失敗は失敗を恐れて実行しない事だ」 私が若い時に先輩から教わった言葉だ。

          職場放浪記(6) 「新入社員」

          職場放浪記(5) 「明花里さん」

          以前に仕事をしていた部下の明花里さんからメールが来た。 来週に新しい支店をオープンさせる。 体力的には凄くキツイけど、一緒に働いていた時の記録を超えますという意気込みが書かれており非常に嬉しかった。 それを踏まえてこう返信をした。 「オープンおめでとう!明花里さんはいつも無理し過ぎるから無理しないように無理して頑張って!」

          職場放浪記(5) 「明花里さん」

          職場放浪記(4) ピンチこそチャンス

          勝原くんは非常に難しい事業部リーダーとして配置されている。 業績はダウントレンド、経費も極限まで抑えられている。経費を使えば利益が出ない。かといって経費を掛けて売上を取りに行かないと、それはそれで利益が出ない。矛盾との戦い。 普通にやっていれば中々結果出ない環境。  この困難な状況に無理だと決めたら人並みの成果しかならない。要は普通だなとなる。逆にこの状況下で結果を出してこそ、価値がうまれ、評価を受けれる。結果がでたら、嬉しいな〜、カッコいいな〜と思いながら楽しく挑戦を

          職場放浪記(4) ピンチこそチャンス

          職場放浪記(1)

          このnoteでは主に職場で起こった事を綴っていこうと思う。 学生時代はたいした勉強もせず、ふとした拍子で大手企業に就職し、様々な方との出会いから多くを学び、今もなお多くの部下と共に日々奮闘している。 日々の出来事、日々感じた事を残し、少しでも読まれた方へ笑いや仕事への足しになればこれ以上の喜びはありません。

          職場放浪記(1)

          職場放浪記 (2) 「ナビ」

          ナビを使えば目的地には行ける。 ただ、目的地までどうやってきたかは説明できない。もう一度、一人でと言われても行けない。 仕事はナビばかり使っていてはダメ。 自分で道を考えて走ってみてどうだったか? ここにその人の成長がある。 そんな話を桑田くんにした。

          職場放浪記 (2) 「ナビ」