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教員時代の実践記録(2012~20)

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公立高校の教諭として勤めた8年間(2012.4〜2020.3)の記録です。授業実践やクラス運営における生徒たちとの関わりについて、自分が実践してきたことを書き留めています。これか…
公立高等学校での実践と経験を有料マガジンにまとめました。授業が成立しなくて悩んだり、働き方に疑問を…
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2020年7月の記事一覧

自分の意見を自分の言葉で言えますか? - 高校生の面接指導で感じる課題

(2025.2.24更新)オランダに来てから、日本で教員として働いていた時に経験して気づいたことを記録しています。私は授業と面接・小論文指導に大きなやりがいを感じており、生徒たちが「自分で考えたことを自分の言葉で話す場面が十分に確保されていないのではないか」と感じていました。 授業へのこだわり

生徒のための業務で、目の前の生徒への個別対応ができなくなる

(2025.2.24更新)私がかつて勤めていた公立の高等学校の現場では、勤務時間内には到底終えられない業務量の仕事を抱えることで、生徒への細やかな対応ができなくなってしまう状況が多々ありました。生徒のためにいろいろやっているつもりが、結局のところ目の前の生徒を大切にできていない状況が発生していました。今日はそのことを記事にしたいと思います。 人物重視の入試が増えている 私は工業高校で6年間、普通科高校で2年間社会科の教諭として働きました。進路指導部に所属していたことと、3年

入学式で伝えたこと@高校1年生担任(2019年度)

(2025.2.22)こちらの記事では、平成31年度に「高校1年生の担任」をした時の取り組みについて書き留めています。  私がかつて勤務していた学校は、ほとんどの生徒が4年生大学に進学し、部活動や学校行事も盛んです。多くの生徒が国公立大学や難関私立大学に進学します。そんな学校なので、生活指導よりは進路指導の方が忙しい学校です。生活指導に関して言えば、前の勤務校では授業中の妨害や対教師暴言、生徒同士の喧嘩、喫煙などの事案が会議の議題になることもありましたが、その学校ではほとん

「考える」社会科への挑戦 中学生の高校授業体験

(2025.2.22)私が勤務していた高校では、中学生が学校見学を兼ねて授業体験をするというイベントがありました。 社会科を勉強する時のイメージ 私が学生の頃に抱いていた社会科の勉強のイメージは、ひたすら効率よく暗記していくことが重要で、なるべく多くの知識を暗記できていることが良いことだと思っていました。  そして高校に入るまでは、私自身も短期的な暗記によって高得点を取ることができました。それが、高校の定期テストまでは同じような方法で何とかなるとしても、大学受験の勉強となっ

国際バカロレア(IB)の魅力と「逆向き設計」の見直し

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