余命宣告半年・・・
2月8日 月曜日
皆様こんにちは、少し間が空いてしまいましたが皆様はいかがお過ごしでしょうか?
本年の節分は2月2日でしたね、皆さん恵方巻や豆まきはなさいましたか?
豆も鬼は外、福は内と、恵方巻は毎年方角が定められていて、その方角を向きながら無言で一本食べきる。
本当にいつからこんな習慣が出来上がったんでしょうか
豆も年齢の分食べるとか言われていますけど、高齢の方からすればもはや拷問のレベルの数になってしまうのではないでしょうか
そして恵方巻も一本をたべきるのもなかなか大変ではある中で、方角を一定にして食べ続けるというのも面白いですよね。
恵方巻に関しては、起源が諸説あってよくわからないので、詳しい方いたらぜひ教えてほしいものです。
身近な方で「方角が分からないから、恵方巻を食べるときにとりあえず一周回る」という最強の思考の持ち主の方がおられました。
良いなそれ。
と思って今年は、私も一周回って食べました。
方角をクリアしているので、まぁ良いのではないでしょうか?
特にこれをしたとかしないとかで何かに影響があるとは思えませんし、本当にそこまで気にしてなかったので、ちょうどよかったです(笑)
さて、余計なお話はここまでにしておいて、今日の本題は
当院に肺がんの診断を受け、余命宣告を受けた方がお越しになったお話。
先日は乳がんの患者さんがお越しになり、ガンではなく、悪性の腫瘍の方で※師匠曰く、悪性腫瘍とガンとは違うものである。
手術を回避したお話をしたかと思います。
今もその方は元気に治療にお越しになっています、お越しになるたびにお元気になられていて、とてもうれしい限りです。
今回お越しになった肺がんの患者さんも、脈診を受けに来られました
病院で診断された結果は
「肺がん」 リンパ節にも転移している
「余命は半年」
との診断を受けたとのこと。
それを踏まえて脈診の結果
「肺がん」ではなく、「悪性腫瘍」じゃないかな。
そして、根本的に悪いところは腎臓であり、治療すべきは腎臓だと。
病院側はすぐにでも「抗がん剤」を開始する方向のようなのですが、今の体力では本当に薬に負けてしまい、余命宣告の通りになってしまう。
既に多くの薬を処方されていて、そのせいなのか、非常に体力を消耗している状態でした。
呼吸もしんどくて、しっかりと声も出せない状態です。
しかし、血痰などの肺がんに見られる症状や、所見が見られない、肺がんの際にチェックをする圧痛点にも反応がないのです。
そして脈を診ても、どうもガンとは違う。
その旨をお伝えしました
この方は遠く東京から、このご時世にもかかわらずお越しいただき、お母様もご一緒でした。
お母様の要望もあり、治療をさせていただくこととなり、施術にあたらせていただきました。
治療を終えると、もともとは青白いようなお顔をされていたのが、血色もよく、咳をしていたのがだいぶ落ち着き
ほとんどしないほどまでなっていました
そして声の出も良くなっていたように感じました。
ご本人さんも感じていただけたのか、続けて次の日も治療を受けにお越しになられたのです。※ご実家が滋賀なのでそこで泊まり、次の日にまた大阪にお越しになられました。
やはりこの二回目の治療でも、体調は良い感じで、感触は良く、このまま続けれればよい結果を迎えていただけるのではと思っていました。
しかしながら、抗がん剤の治療をどうやら選択されたようです。
少し残念ではありますが、体力は治療をする前と比べれば大きく向上しているので、また落ち着いたらお越しいただくようにお願いをしました。
ここで、少し嫌なことを聞いてしまいました。
それは、患者さんが医師から言われたこと。
「抗がん剤を打たないと、死ぬよ?」
なんということをいうのでしょうか、これでも医師ですか?
こんなの脅迫じゃないですか
そりゃ抗がん剤の治療を受けざるを得ないじゃないですか
誰だって死にたくないです、生きたいと願っているに決まっているじゃないですか
そりゃ診断を下した責任もありますし、抗がん剤を信じていることもわかります、立場もあるでしょうが
この言葉はないでしょうよ
これを聞いたご本人も、どれだけの精神的苦痛が襲ってきたか、想像もできません、しかもご家族はもっとかもしれません。
すでに精神的にも体力的にもしんどい状態の方になんでそんなに心無いことを言えるのでしょうか。
もちろん、その言葉だけではなく、前後にお話もあり、流れ状そのようにお話したのかもしれません
しかし、納得できるものではなく、憤りを感じずにはいられませんでした。
そのせいで、治療の選択を狭められて、可能性を削られているのですから。
今はただ、この患者さんが余命宣告や抗がん剤に負けず、また治療にお越しになり、お元気にまた生活をしていただけるように願っています。
またお待ちしていますからね!!
少し感情的になってしまいましたが、本日は以上となります。
本音を言えば、医師の方も脈診という診断方法に改めて気づき、今の検査方法には限界があり、検査の診方によっても診断が変わってしまう可能性があること、それはひとえに経験値なども影響してしまうこと。
検査がすべてではないことに改めて気づいていただき、以前はされていた
脈診という方法を改めて見直して、本当にその患者さんにとっての最善を提供できるようになれれば、この世界はもっと笑顔が増えると信じています。
では、皆様もどうかお身体には気を使いながら、生きていきましょうね!
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