ダイエットに勤しむあなたへ~カロリーと腸内細菌の関係~
3月1日 月曜日
今日はまたまた暖かい日となりましたね、さて、あっという間に3月に突入いたしました。
これを書いているのはもう夜中なので、この記事をご覧になるのは実質2日になってしまうことは、致し方ないことなので、お許しください。
謹んでお詫び申し上げます。
さてさて、先日もお伝えしていた
「あなたの体は9割が細菌~微生物の生態系が崩れ始めた~」
という本を読んでおります。
通勤途中や帰宅途中などに読んでいますので、ゆっくりのペースでございます。
その内容をまたかいつまんでアウトプットとして勝手に皆様にぶつけていこうと思います。
少しばかりお付き合いくださいませ。
その中で、これは特に現代において知っておくべきことだなぁと思ったところを共有させてください。
それは「カロリーという考え方は本当に合っているのか?」
ということ。
これについては、私も以前より疑問があった部分でして、そこの部分に触れてくれているのです
皆さんもカロリーという言葉を聞いたことはあると思います、大体食べ物の裏に〇〇カロリーって書いていたり
高カロリーの食品!とか低カロリーの食品!とか
果てはゼロカロリー!なんてものもありますよね。
そもそもなんでそんなカロリーカロリー言うのかっていうと
カロリーの摂取量とカロリー消費量の差が体重に関係してくるという考え方があることが大きいこと。
そして糖質、タンパク質、脂質、それぞれに1グラム〇〇カロリーと割り当てられていて、それがその食べ物にどれくらい入っているかで、その食品からとれる摂取カロリーが計算されている。
物理的にも、入ってきた量と出ていく量が違えば、出てない分は身体に残るし(脂肪みたいな形で)、出すぎたら身体は減るし(体重とか)。
まぁ至極当然の考え方をしているわけなんですね。
だから、ダイエットなんかでも必ず摂取カロリーを徹底的に管理していたりします、要は食事制限というものですね。
もしくは消費カロリーを増やすということで、運動や、日常生活動作を工夫してみたりとするわけです。
カロリーという考え方に捉われて。
しかしながら、そもそもカロリーってどうやって計測したんでしょうか?
「カロリー」
エネルギーの単位、1リットルの水の温度を1℃上げるために必要なエネルギーが1カロリー。
そして食べものにおけるカロリーの計測方法
容器の中に食べ物をいれ、その食べ物を燃やした瞬間、容器の周りの水の温度がどのくらい上昇したかで計測するそう。(今はもっと計測方法は進化しているそうですが・・・)
なんじゃそりゃ?
とはじめ思いました。
これが身体とどんな関係があるねんと、ですがこのカロリーと体重との関連性を研究していたりである程度結果が出ているからこそ、今こんなにカロリーカロリーって言ってるんだと思います。
しかし、しかしですよ?
人によってみんながみんな食べた分全て消化吸収するわけではないし、300キロカロリー分食べたとして、体内に実際に入ったカロリー数なんてものは計測することができないわけです。
あくまで、このカロリーというものは「指標」であって、これにすべてをかけるべきではないと思うんです。
そこで、先ほどの本に載っていたお話をご紹介。
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「無菌マウスを用いた実験について」
実験で使っている無菌マウスがひどく痩せていることに目を止める、これは腸内細菌が不在だからではないかと考えた
無菌マウスを成体まで育てた後、通常マウスの微生物を無菌マウスに住み着かせた
すると、元無菌マウスは太ってきた、少し太る程度ではなく14日間で体重を60%も増やした、しかし食べるえさの量は減っていた。
微生物が食べ物に含まれるカロリーを吸収するのを助けてくれるのなら、マウスは食事の量が少なくても大丈夫だということになる。
「遺伝性肥満マウスの腸内細菌」
無菌マウスに、遺伝性肥満マウスの微生物を移し
別の無菌マウスに通常マウスの微生物を移して
どちらのマウスにも同量のえさを与えた。
14日後、肥満マウスの腸内細菌を移されたマウスは太り、通常マウスの腸内細菌を移されたマウスは太らなかった
肥満マウスの腸内細菌が食べ物から多くのエネルギーを吸収する手助けをしているようだった
今回のマウスは約2%ほど、多くのカロリーを吸収していると算出した
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以上のことから。
食品ラベルに表示してあるカロリー量は標準的な換算表で計算されたもので、だれが食べても同じカロリーになることを前提としている
だが、事はそれほど単純ではない。
130キロカロリーのヨーグルトも、太った人には140キロカロリーになる。
違う人にはまた違うカロリーになるかもしれない。
このわずかな差は積もり積もって大きな差となる。
↑いかがでしょうか?
言葉や、細かい言い回しは変換しているので、もっと詳細に知りたい方は、本のご購入をお勧めします。
要は、そもそも微生物、腸内細菌によって消化吸収プロセスに影響があるんじゃないの?という点と
人によってその腸内細菌のバランスが違うのだから、食べたものから得るカロリーの数は違って当たり前なんじゃないの?
だから、既存のカロリーの換算表による計算の数値が、全員に当てはまるわけではないから、カロリー計算ってどうなの?
ということなんですね。
しかし、今のこの研究によると変化があるのは数%ほどではあるので、ある程度の指標としてはカロリーも活用できるんじゃないかとは思いますが、この小さな数値の積み重ねは、頭に入れておいた方がいいよね。
ってことです。
もしあなたもカロリー計算をしっかりしてダイエットに取り組んでいるのに、あまり結果が出ない!という場合は
あなたの腸内細菌のバランスが、太りやすい仕様になっているのかもしれません。
その場合は、今一度食事内容を見直して、自分なりのダイエット方法にたどり着くことをお祈りいたします。
私だと、脈を診て自分に合ってる食べ物と合ってない食べ物を判断するので、あまりにも量を食べ過ぎることがなければ、あまり太ることもありません。
やはり、自分に合ったものというのはあって、千差万別なんですよね。
あなたの体の腸内細菌もしっかり働いてくれているので、うまく共存して、健康に過ごしていきましょうね!
ということで、本日は以上です、ありがとうございました!
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