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7/24~8/5のテーマは「共感し、理解し合う」【マヤ暦情報】
古代マヤ文明で使われていた暦には、13日サイクルで設定されているテーマがあります。現代でも、「自分の心との付き合い方」の指針となり、そのテーマを意識することで、心を整えたり、自分を励ましたり、問題解決につながる気づきを得たりすることができます。
今日は、この13日間サイクルが切り替わる日です。
7/24~8/5のテーマは、「共感し、理解し合う」。
メッセージの大切さを伝える紋章、『白い風』がサポートしてくれる期間です。「共感」、「メッセージ」、「呼吸」、といったキーワードがあります。
人は誰でも、日々の生活の中で何かを感じて生きています。
喜びや楽しさ、怒りや哀しみ、など。
それらを、信頼できる人に分かってもらえた時、心の安らぎを感じます。
逆に、分かってもらえない状況が続くと、孤独な苦しみで心も体も傷ついてしまいます。自分自身も、相手も。人間関係は、お互い様だから。
「共感」が、人と人とをつなぎ、最高の癒しをもたらしてくれるのです。
この、共感について、数々の歴史小説を世に残した司馬遼太郎さんが『21世紀に生きる君たちへ』という著書でこう語る場面があります。
私たちは訓練をしてそれを身につけねばならないのである。
その訓練とは、簡単なことである。例えば、友達がころぶ。ああ痛かったろうな、と感じる気持ちを、そのつど自分の中でつくりあげていきさえすればよい。
>『対訳 21世紀に生きる君たちへ』|司馬遼太郎 著(朝日出版社)p.16
この本は、もとは小学校の教科書用に書き下ろされた作品です。文章量も少なく、分かりやすい言葉で書かれています。
人類の歴史に丁寧に向き合い、たくさんの人物の細やかな人生を描いてきた司馬さんが語る、人として大切な生き方は、いたわりの気持ちをもってたがいに助け合うこと。
自然物としての人間は、決して孤立して生きられるようにはつくられていない。
>『対訳 21世紀に生きる君たちへ』 p.15
とも語られています。他人の痛みを感じることや、やさしさとも言える姿勢は、これまでも、これからも、変わらずに大切にしていかなければなりません。
相手の痛みをしっかりと感じるには、自分自身にその経験や体験がひつようではないでしょうか。もちろん、まったく同じ出来事を体験するという意味ではなく、悩みもがいた経験という意味で。
心で感じることは、たとえネガティブな感情だったとしても、落ち着いてその奥にあるものを探ると、本当はどうしたかったのか、どうしてほしかったのかが、ちゃんと存在しているということが分かります。
大切な人と、共感し、理解し合うこと。そのために、心の声に耳をすましてみること。そんな時間を、大切に。
マヤ暦の解説は、こちらのブログにも載せています。併せてご覧ください。
それでは、この13日間も素敵な日々をお過ごしください。
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