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屋外イベント、お店づくりの工夫
ありがたいことに私が働いている喫茶店は地域のお祭りなどのイベントに呼ばれることがあります。
古くは商店会の夏祭りに参加してアイスコーヒーやかき氷なども提供したこともありました。
(その商店会は高齢化で夏祭りはなくなってしまいましたが)
いろんな屋外出店をしてきたのでそれなりにノウハウは蓄積してきて、さあこれからどんな方向性で進めていこうかと考えていたところで2020年の流行り病騒動。
個人的にはこの時期に子供を授かったこともあり育休からの時短勤務に変更。
すべてのイベントが自粛になって出店ノウハウもすっかり錆び付いていました。
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時は流れて2023年の秋。
約4年ぶりの屋外イベントで珈琲を提供して欲しいとお声がかかりました。
もう、出店道具も処分したり紛失したりしていましたし、感覚を思い出すところからの再スタート。
リハビリと思って最小限の労力でのぞみました。
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やってみて色々問題点はありましたが、今回最小限の準備で屋外出店の勘所を取り戻すという目的は達成できました。
次回に活かそうと思った改善点(見た目編)
1、遠くから見た時の視認性を高める。
いろんなお店が出ている時に近くに寄らなくてもお客さんが何屋さんかわかるようなアイキャッチを作りたい。具体的には『COFFEE』や『ハンドドリップコーヒー』や『ホットコーヒー』など想定。
2、店の外側と内側をはっきり分ける。
今回はお客さんからお店の裏方部分が丸見えになってしまっていた。
具体的には手元部分の細々とした道具類、足元の段ボールに入っている備品類など。
・次回は足元を布で隠す。
・風よけを兼ねてお客さんとドリップスペースを分ける仕切りを制作する。
3、物販のボリューム感を出すために高さを出す。
物販の焼き菓子などは棚を使って高さを出していく。
そして4月に再びリベンジの機会があり改善してみました結果が以下の通りです。
作ったもの
主にホームセンターで板を切ってもらいコツコツと作りました。
材料費8千円くらいで収まったかと思います。
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前回の反省を活かしてなかなかいい感じで改善できたと自負しています。
私は双子のパパもやっているので、喫茶店の仕事を終えて保育園の迎えまでの1時間を毎日毎日ちょっとずつDIY作業にあてていました。
シフトを終えほっと一息つきたいところを奮い立たせてDIY作業を続けられたのは、単純に楽しかったからです。
やっぱり好きなんですね。
「なかったら考えて、工夫して作る。」
こんなスタンスでやってきました。
出店はこうした外側(見た目)の改善と同時に内側のこともやることがいっぱいあります。
例えば材料の発注やドリップレシピの決定、当日までのスケジュール管理、当日のスタッフ確保とオペレーション確認、荷物の積み込み、さらに今回は自家焙煎のエチオピアを持って行くので焙煎も加わってもうカオス…
ほぼ1ヶ月前から当日に向けて少しづつ進めていく。
なかなか気力と体力を使った日々でした。
それでも、出店は楽しいんですよ。
当日までの準備を一生懸命やり、やると決めたことは全部試す。
結果、売上があまり良くなくても、
終わってから数日間、疲れが残っていても、
準備を頑張った分やってよかった〜と思えます。
こうしたイベント出店の経験を活かして
小さくても少しづつでも、自分の夢を前に進める事をしていきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。