THE FAMILY MAN/天使のくれた時間(2000年)
5/4水曜日。
おはようございます。
GW真っ只中、皆様いかにお過ごしでしょうか?
今日は、私がここ最近見た映画で、「これは素晴らしい!!」と思った作品を紹介したいと思います。
作品名は『THE FAMILY MAN/天使のくれた時間』です。
あらすじ
1987年。
銀行の研修でロンドンに向かう飛行機に乗り込もうとするジャック(ニコラス・ケイジ)を、恋人ケイト(ティア・レオーニ)が引き止めようとする場面から始まります。
しかし、ケイトの説得も虚しく、ジャックは出世のチャンスを求めロンドンに旅立ってしまいます。
13年後、マンハッタンにある大手金融会社の社長となったジャックは、ケイトとは破局し、高級マンションに住む優雅な独身生活を謳歌していました。
クリスマスイブの夜、2日後に控えた重要な仕事の会議をしていると、別れたケイトから会社に連絡があったと秘書から聞かされるが、それを受け流してしまうジャック。
帰路に着くジャックは、ふと立ち寄ったスーパーで黒人の青年キャッシュ(ドン・チードル)と出会います。
彼は店員の理不尽な対応に激怒し、銃を突き付けたが、それを制止しようとしたジャックの説得により事なきを得ました。
一緒に外へ出る2人。
ジャックはキャッシュの将来を心配に思い、優しい言葉を投げかけるが、その会話の中で「私(ジャック)は欲しいものは何でも持っている。」と答える。
それに対し、「これから起こることは、あんたが招いたことだ。」という言葉を残してキャッシュは去ってしまう、、。
心に残った言葉
①You brought this on yourself.
訳:これから起こることは、あんたが招いたことだ。
文字だけ見ると何が起こるんだろうかと、ハラハラする文言ですが、映画内ではこれから起こるきらめきを示唆しています。
②This is a glimpse,Jack.
訳:これはきらめきだ、ジャック。
この映画では、glimpse(きらめき)を得るチャンスが人生の中にあるが
それに気付き、行動出来るかが自分を変えるきっかけになるよと教えてくれている様に思います。
③ A glimpse by definition is impermanent thing,Jack.
訳:きらめきは一瞬だ 永遠には続かないぞ、ジャック。
黒人青年キャッシュは、ジャックが失ってしまったものを取り戻すためのGlimpse(きらめき)=大切なもの気付くための経験と時間を与えてくれました。
そんなキャッシュとは一体何者なのでしょうか?
→作品中でも明確に明かされてはいません。
総括
あらすじはすごく簡単に書いてしまったので、取っ付きにくいかもわかりませんが、本当に一度は見て頂きたい映画です。
この映画のキーワードは「Glimpse(きらめき)」です。
私達は生活の中で、日々、選択をしています。
その選択も、「あの時こうしていれば。」「なぜあの時この道を選んでしまったのだろう。」と悔やむこともあると思います。
私もそうです。
私が悔やむのは、学生時代キチンと勉強していればもっと自分の可能性は広がったのかな?
もっと英語を勉強して、留学など経験していばもっと世界は違って見えたのかな?と思うときもあります。
しかし、過去は結局過去でしかない。
今そう思うのなら、今からでも自分を変えることは出来る。
その「Glimpse(きらめき)」に気付き行動することが大切なんだと気付かせてくれる映画でした。
そして何よりも家族との時間を大切に。
その時間を確保することに全力を出したいと強く思えました。
これは、本当に大切な映画となりました。
皆様もこのGW、大切な何かに気付くために、一度ご覧になられてはいかがでしょうか?
本当にオススメの映画です。
それでは良い1日をお過ごし下さい。🎅