【HSP】情報の取り入れ方を見直そう
HSPという言葉が社会的に認知され
理解が進んだ面もある一方、
むしろ存在が注目されることで
弊害も起こっているなと感じることがあります。
ここから先は少しきついと感じる表現が
出てくる可能性がありますので、
強い言葉がほんとうに苦手な方は
この先は読まずに「そっ閉じ」してくださいね。
本日の記事の意図は、
ネット上で見かけるHSPへの偏見に対して
私の意見を述べたいと思います。
最近、ネットでHSPと検索すると
「だから何」「うざい」「めんどくさい」
のような言葉が出てきてぎょっとしました。
自称HSPの人たちのネット上の発言が
一部の人をいら立たせているというのは
なんとなく感じていました。
これは、マイノリティが声を上げだしたときに
必ず起こる拒絶反応のようなものだと
個人的には考えています。
だから、これらの意見からそっと離れていい。
いじめの問題で声を上げようとした時に
「あなたにも問題がある」
と言って封じようとする気質に似ています。
どの界隈であれ、
たしかにちょっと問題のある
発言・行動をしてしまう人はいるでしょう。
それはHSPでも非HSPでも同じです。
その非HSPさんが目にしたHSPさんの発言は、
たしかにちょっと問題があったかもしれない。
しかし、これまで埋もれていた
マイノリティの側が声を上げなければ
その問題は見過ごされたままです。
HSPは5人に1人と言われますが、
「なぜその人のために、
ほかの4人が我慢しなければならないのか」
という論調を目にしました。
多くのHSPさんは
「我慢しろ」
と言っているわけではないと思います。
ただ、こういう人もいると知ってほしい。
これまではうまく説明できなかった
自分の特徴について、
HSPという概念で説明することができる。
認知してもらうことができる。
それはとても大きな1歩だと思うんです。
ネットを徘徊していると、
このような言葉に出会って
一方的に深く傷ついてしまうことがあります。
あなたは、1日に何度も同じ情報を見ていませんか?
また見なくてはならないものだと思っていませんか?
ある情報に対してどの程度反応するかは、
人によって差があります。
とても感受性が強いと思うのなら、
わざわざつらい情報を見続けることはないのです。
前回も書きましたが、
人はネガティブな情報に対して
ポジティブなものの3倍惹きつけられるそうです。
悲劇的なニュースや
ネガティブなつぶやきばかり目にしていると、
圧倒されてしまうことでしょう。
それは世界の一部を拡大したものであって、
報道されていないよいことも
注目されていないよい言葉も
世の中には溢れています。
〇情報から離れること
〇一人の時間を作ること
これらは私たちHSPが健全に生きていくうえで
必要なことがらです。
感染症で物理的ディスタンスは
よく言われるようになってきましたが、
HSPさんには「心的ディスタンス」を
ぜひとも心掛けてほしいと思います。
情報と関わる時間、
人と関わる時間を減らすのは悪いことじゃない。
一人で過ごす時間を大切にして、
自分の心を守っていきましょう。
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